海外

2020.02.06

ケニア 今週から疑い症例の報告が増加しており注意が必要

・昨年末に中国・武漢市で確認された新型コロナウイルスによる肺炎が世界各国に拡がっています。
・世界保健機構(WHO)が緊急事態宣言(PHEIC)を発出し、国際的な対応が必要となっています。
・我が国外務省は、中国湖北省全域にレベル3「渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」、上記以外の地域にレベル2「不要・不急の渡航は止めてください。」の感染症危険情報を発出しています。
・ジョモ・ケニヤッタ国際空港では、到着全便・全乗客への水際対策を強化しています。
・ケニアでは今週から疑い症例の報告が増加しており,注意が必要です。

1.現在の状況

 昨年末から中国湖北省武漢市を中心に新型コロナウイルスによる肺炎が発生し、2月6日現在、世界28国発症数28280例、死亡数565例例罹患者の規模と範囲が拡大し続けています。WHOは「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態:PHEIC」を宣言し、世界各国に国際的協力を求めています。2月5日、ケニアでは現在7名の疑い症例(ナイロビ5名、モンバサ2名)が報告され,検査中となっています。

2.当国の対応等

 現在、首都ナイロビに所在するジョモ・ケニヤッタ国際空港では水際対策を強化しています。ケニア到着全便・全乗客に、メディカルシートの記入及びサーモメーターによる発熱患者のスクリーニングを行っています。疑い症例は別室に隔離され、ケニヤッタ国立病院へ搬送された後、チェックを受ける体制が敷かれています。しかしながら、まだケニア国内で迅速に確定診断が得られる体制は整っておらず、当局が準備を進めています。

 なお、ケニア航空は1月31日にバンコク・広州間の運行を休止しましたが、中国南方航空については、ナイロビ・長沙間及びナイロビ・広州間は引き続き運行中です。

 また、ケニア外務省は、中国への不要・普及の渡航をしないよう呼びかけています。

3.今後の対応

 ケニアにも新型コロナウイルスが入ってくる可能性は極めて高い状況です。引き続き報道等に注意し情報収集に努めてください。当地の医療レベルを鑑みた場合、先進国のような迅速な診断や初期治療は期待できません。またインフルエンザが流行しているため、発熱、咳等の症状のみでは判断がつかないことが予想されます。以下の注意点についてご確認ください。

・風邪症状のある方との接触を避けて下さい。
・うがい、手洗いを頻繁に行い、可能であればアルコール手指消毒剤も使用してください。
・風邪症状があれば、マスクをしてください。
・通常の風邪とは違う、と感じたらすぐに医療機関を受診してください。

《お知らせ》
※ 在ケニア日本国大使館領事警備班では、「緊急情報配信用ツイッター」を運用しています。大使館からの情報をいち早く入手することが可能になります。

以下のURLからフォローをお願いします。
https://twitter.com/JapanEmbKE_EMR

令和2年2月6日
在ケニア日本国大使館
電話:020-2898-000(24時間対応)
ホームページ:http://www.ke.emb-japan.go.jp/

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