海外

2014.06.12

パキスタン:カラチ市等におけるテロの脅威に関する注意喚起

在カラチ日本国総領事館からのお知らせ

(カラチ市等におけるテロの脅威に関する注意喚起)
2014年6月11日


1 6月8日(日)深夜から9日(月)にかけ,TTP(パキスタン・タリバン運動)がカラチ国際空港を襲撃し,空港警備隊員や空港職員などに多数の死傷者が出ました。襲撃したテロリストは治安部隊に鎮圧されましたが,一部報道では,テロリストは航空機のハイジャック,あるいは人質立てこもりを企てていたとも報じられています。
2 さらにTTPは翌10日(火)昼にも空港直近の空港警備隊の施設を襲撃し治安部隊と銃撃戦を引き起こしました。
3 これらTTPによる襲撃事件のため,空港が封鎖されてフライトが延期になるなどし,旅行者などの空港利用者に大きな悪影響を及ぼしました。また,事件を受けて現在空港施設は警備体制を強化しています。
4 TTPは,パキスタン政府が行ってきた和平交渉を『戦争のための時間かせぎ』と批判し,軍に殺害された仲間の報復として今後もテロ攻撃を継続する旨の犯行声明を出しており,カラチ市等において,さらなるテロ攻撃の可能性が非常に高まっています。
5 つきましては,テロ事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう,以下の点に留意して十分な警備対策をしていただきますようお願いします。
(1)常に報道等により治安情勢を冷静に見極め,慎重な行動に努める。
(2)空港利用時は,最新の安全情報を入手して安全な行動を心掛ける。
(3)攻撃の標的となりやすいと言われている以下の場所等には極力近づかない。
・軍関係施設・警察等治安当局施設(含む車両,検問所等)
・政府関係施設,国連関係機関
・宗教関連施設
・欧米系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設
・欧米系の外国人が多数の出入りする店舗
また,車両等で移動する際にも,同種の場所を避けるよう心掛ける。
(4)多数の人が集まる商業施設,マーケット,レストランでの用事は,混雑している時間を避け,短時間で効率的に行なうとともに,常に周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知した場合には,速やかにその場から離れる。
(5)移動途中等に集会やデモに遭遇した場合,又は不審な状況を察知した場合には,
速やかにその場から離れる。
 なお,空港等において不測の事態に遭遇した場合は,すみやかに当館に電話(代表番号:021-3522-0800)等でご連絡いただきますようお願いいたします。

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