2019.12.16
インド デリー市内における市民権法改正に反対するデモの発生について
○市民権法改正のデモが一部暴徒化し、デリー南東部においてバスが放火されるなどの事態が発生,警察が催涙ガス等で対応しデモ隊と衝突。
15日夕刻、デリー市内では市民権法改正に反対する学生らによるデモが一部暴徒化し、デリー南東部のニューフレンズコロニー地区においてバスが放火されるなどの事態が発生しました。
これに対し、警察が催涙ガス等で対応しデモ隊との衝突が発生した他、ニューフレンズコロニー近郊のジャミア・ミリア・イスラミア大学に警察が突入し、学生達を逮捕するなど行ったとの情報があります。さらに、こうした警察の動きに反発する学生らがデリー警察本部(インド門の北約1.5キロ)の建物前でデモを起こすなど、現在も緊張した状況が続いています。
こうした事態を受け、一部のデリーメトロの運行が休止されている、デリー州政府が明日の一部学校の休校を決めた等の報道があります。
在留邦人の皆様及びインド旅行中の皆様におかれては、最新情報の入手に努め、不測の事態に巻き込まれないよう細心の注意を払ってください。また、シュプレヒコールをあげる集団には決して近づかないよう注意してください。
(問い合わせ窓口)
○在インド日本国大使館
電話: (91) -11-2687-6564
メール:jpemb-cons@nd.mofa.go.jp