2026.03.10
【注意喚起】ラマダン期間中・終了後の海外渡航・滞在について

2月18日(水)頃から 3月21日(土)頃の期間(※)は、イスラム教徒が日の出から日没まで断食を行うラマダン月に当たります。
例年、ラマダン終了後には約3日間(今年は3月20日(金)頃から3月22日(日)頃)、イード・アル・フィトル(以下「イード」という)と呼ばれるラマダン明けの祭りが行われます。
※ラマダン月の期間は、目視による月齢観測に依拠するため、上記日程は直前に変更されることがあります。
今週後半から始まるラマダン最終期、特に期間中最後の金曜日である3月13日は、信仰心が特に高まる時期となります。
またその直後に始まるイード期間中は、人流の増加が見込まれることから、この機を捉えてテロ発生の可能性が高まることはもとより、一般犯罪も増加する傾向にあります。
過去のラマダン及びイードの期間中には、「イラク・レバントのイスラム国」(ISIL)等の国際テロ組織や、その支持者等によるテロが多数発生しています。また、イスラム過激派組織は、中東情勢に乗じて、イスラエルや欧米諸国等の関係者や関連施設、宗教施設等を標的にするよう、軍事施設より民間の標的(人・施設)を狙うよう、繰り返し呼びかけており、過激化した個人がこのような呼びかけに応じることも懸念されます。
< 過去のラマダン及びイード期間中に発生した主なテロ事件 >
・2024年3月 ロシア・モスクワ州の商業施設銃撃事件
・2023年4月 ドイツ・デュースブルクにおける刃物襲撃事件
・2023年3月 アフガニスタン・カブールにおける自爆事件
・2022年4月 米国・ニューヨーク市地下鉄での銃撃事件
・2021年4月 フランス・ランブイエの警察署での警察官刺殺事件
・2020年4月 フランス・パリ郊外における車両突入事件
・2019年5月 フランス・リヨン中心部における不審物爆発事件
・2018年5月 ベルギー・リエージュにおける襲撃事件
・2017年6月 英国・ロンドンにおける車両暴走・襲撃事件
・2016年7月 バングラデシュ・ダッカにおける襲撃事件(邦人7名死亡)
つきましては、テロの被害に遭う可能性を減らすため、下記対策をお願いいたします。

その他以下の一般的な留意事項にもご留意ください。
【車両突入型テロに関して】
●可能な限りガードレールや街灯などの遮へい物がある歩道を選ぶ。
【爆弾、銃器を用いたテロに関して】
●爆発、銃撃の音を聞いたら、直ちにその場に伏せる。
●周囲を確認し、「逃げる」のか「隠れる」のかを判断する。「逃げる」場合には、銃弾等を防げる遮へい物を活用しつつ、低い姿勢を保ちつつ安全な場所に避難する。持ち物はそのまま置いていく。閉鎖空間の場合、出入口に殺到すると群衆事故などの二次的な被害に遭う恐れがあることに注意する。
●爆発は複数回発生する可能性があるため、速やかにその場を離れる。
【刃物を用いたテロに関して】
●犯人との距離を取る。周囲にある物を使って攻撃から身を守る。
【イベント会場、空港等の屋内でのテロに関して】
●出入口や非常口、避難経路等をあらかじめ確認する。
●セキュリティが確保されていない場所での人混みを避ける。イベント会場の出入りは混雑のピークを外す。空港等では、人の立入りが容易な受付カウンター付近に不必要に長居せず、セキュリティ・ゲートを速やかに通過する。
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902、2903
(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線3047)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線2851)
○外務省海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)



