2025.09.17
フランス|航空管制官組合のストライキに関する注意喚起(9/17更新)
<9月17日(水)更新>
各種報道によると、フランスの航空管制労働組合SNCTAは、当初9月18日(木)と19日(金)に予定していたストライキを延期することを発表しました。
延期の理由は、政権の不安定化によって、交渉相手がいないため要求事項を達成する可能性がほぼないと判断したためです。
なお、ストライキは新たに10月7日(火)朝から10月10日(金)朝 までの期間で行う予定とされています。
当初の予定は延期されましたが、航空会社職員など複数の職種の労働組合へのスト参加が呼びかけられており、他のストライキやデモが行われる可能性があり、フライトの遅延や欠航等の発生がある場合がございますので、ご利用になる航空会社の最新情報等を逐次ご確認いただきますようお願い致します。
報道によれば、9月18日(木)朝から翌19日(金)の夜勤終了時まで、航空管制官のストライキが予告されています。
ストライキ当日はパリ・シャルル・ド・ゴール空港を含む主要空港で幅広く影響が予想され、フランスを経由する国際線にも波及し、英国、スペイン、イタリアなどからの便も影響対象となる見込みです。なお、2025年7月に発生した前回のストライキでは、約100万人が影響を受け、フランス全体で数千便が欠航や遅延となっております。
フライトの欠航や遅延の詳細は、2日前に民間航空局(DGAC)から発表される見込みですが、今後、当該ストライキが回避される可能性もありますが、同日に航空機をご利用予定の方は、報道や航空会社、各地の空港の公式ページより最新の情報を入手し、代替交通手段も検討してください。