海外

2025.08.01

タイ=カンボジア国境付近における軍事衝突に伴う注意喚起(8/1更新)

2025年5月28日に、カンボジア・タイ国境付近(カンボジア側:プレアビヒア州、タイ側:ウボンラーチャターニー県)において、両軍による軍事衝突が発生して以降、両国国境付近で緊張状態が続いていましたが、報道によれば、ウボンラーチャターニー県、シーサケート県、スリン県、ブリラム県、サケーオ県、チャンタブリー県、トラート県の計7県において、継続中の治安事案を受けて強化された安全対策が実施されていると発表しました。対象地区の一部では戒厳令が引き続き適用されています。

両国の国境に近い地域では、今後も不測の事態が発生する可能性が否定できないことから、複数の情報源から最新の情報を入手し、それらの地域には近づかないでください。また、上記の県・州以外の両国国境に関しても、十分な安全対策を講じてください。

現在、タイ軍の指令によりタイ・カンボジア国境のすべての検問所が閉鎖されています。
(閉鎖対象には、両国主要国境のアランヤプラテート=ポイペト国境も含まれています)

この措置は軍事的緊張の高まりと治安上の懸念を受けて実施されており、観光・商用での国境通過は医療緊急搬送、国境地域の学生、生活必需品の取引、人道的理由等の例外的な事由を除き、自国民・外国人問わず人や車両の往来は禁止されています。

現在停止中
  • 観光目的での国境通過(タイ人・外国人問わず)
  • すべての車両での国境移動
  • 商用・貿易目的での通過
  • 一般的な徒歩での国境通過

この度の国境閉鎖についてタイ軍は、軍事的緊張(カンボジア軍による無許可パトロールや軍事施設強化)、タイ領土への不法侵入、コールセンター詐欺などの国際犯罪増加、安全確保等を理由としており、国境再開時期については現時点では未定としています。

なおタイ当局からは、軍事行為を撮影しないよう呼びかけられています。
軍事行為に関する情報統制が継続・強化され、現地当局により拘束される可能性がありますので、タイ側だけでなく、カンボジア側においても軍事行為に加えて軍事関連施設等を撮影しないよう、慎重な行動を心掛けてください。

タイ=カンボジア国境付近における軍事衝突について

  • 2025年8月1日
    (12:00更新)

    タイ=カンボジア国境付近の治安情勢に関するご案内

    タイ国政府観光庁(TAT)は、タイ=カンボジア国境沿い7県(ウボンラーチャターニー、シーサケート、スリン、ブリーラム、サケーオ、チャンタブリー、トラート)で治安警戒態勢が継続中であると発表しています。

    なお国境検問所の通過は引き続き禁止されており、国境沿い通りの通行も避けるよう強く推奨されています。また、チャンタブリー県とトラート県の一部では戒厳令が現在も施行中となっています。

    国内主要交通機関につきましては、現在平常運航となっています。
    タイ国際航空は一時的にバンコク~プノンペン感の一部運休を実施していましたが、現在は通常運行となっています。また、サケーオ県のアランヤプラテート~バン・クローンルーク国境駅間の鉄道も運行再開しています。

  • 2025年7月28日
    (22:42更新)

    タイとカンボジアが即時無条件の停戦に合意

    タイとカンボジアの間での停戦措置が、2025年7月28日24時(深夜0時)に発効しました。
    この決定は、マレーシアが主催した国境情勢に関する特別会合を経て合意されたものです。

    なお安全のため、政府 または 軍当局から正式な通知があるまで、国境付近への移動は控えるよう通達されています。

  • 2025年7月27日
    (18:50更新)

    タイ=カンボジア国境付近の治安情勢に関するご案内

  • 2025年7月26日
    (18:50更新)

    タイ=カンボジア国境付近における軍事衝突に伴う注意喚起

    タイ・カンボジア両軍が本格的な戦闘に突入して以降、現在も両軍による兵器を用いた攻撃が行われており、これに関連して、未確認ながらラオス南部のチャンパサック県ムーンラパモーク郡のタイ・カンボジア国境付近に砲弾が着弾したとの情報もあり、タイ・カンボジアとの国境に近い地域では今後も不測の事態が発生する可能性は否定できません。

    つきましては、ラオスに渡航・滞在される方は、タイ・カンボジアとの国境に近い地域には立ち入らないようお勧めします。やむを得ない事情により同地域に立ち入る場合には複数の情報源から最新の情報を入手し、十分な安全対策を講じてください。

  • 2025年7月26日
    (13:30更新)

    カンボジアの危険情報【一部地域の危険レベル引き上げ】

    バンテアイミエンチェイ州当局からの情報によれば、昨晩から国境周辺にタイ軍が集結し、ポイペト市内における情勢が緊迫している模様です。州当局としては、避難指示は出していないものの、地域住民が自主的に避難を始めている状況です。また、カンボジア国防省は、7月26日朝、ポーサット州のタイとの国境付近に砲弾が発射されたと発表しています。

    7月25日、ウドーミエンチェイ州、プレアビヒア州チョアム・クサーン郡には、危険レベル3:渡航中止勧告を発出しましたが、上記地域だけでなく、その他のタイ国境付近においても、今後とも不測の事態の発生が排除されませんので、御自身の行動予定を慎重に検討し、複数の情報源から最新の情報を入手し、危険な状況が予測される場合は、国境付近に近づかないようにしてください。特に、バンテアイミエンチェイ州の国境近辺に滞在中で、危険な状況が予測される場合には、速やかな避難を検討するなど十分な安全対策を講じてください。

  • 2025年7月26日
    (13:25更新)

    タイの危険情報【一部地域の危険レベル引き上げ】

    7月24日にタイ・カンボジア両軍が本格的な戦闘に突入して以降、現在も両軍による兵器を用いた攻撃が行われています。

    現在、シーサケート県、スリン県、ブリラム県、ウボンラチャタニ県のカンボジア国境から少なくとも40km以内については、日本政府による邦人向けの海外安全情報の危険レベルは3に引き上げられていますが、報道によれば、7月26日、トラート県の国境地帯でも両軍の衝突が発生した模様です。

    また、7月25日にタイ軍はチャンタブリー県 及び トラート県の一部地域に戒厳令を発出したことを発表しました。戒厳令下では、治安維持のため様々な規制措置が執られる可能性がありますので、最新の治安情報を入手し、自らの安全確保に努めてください。

    これら国境に近い地域では、今後も不測の事態が発生する可能性が否定できないことから、複数の情報源から最新の情報を入手し、カンボジア国境付近には近づかないようにするなど、十分な安全対策を講じてください。

  • 2025年7月26日
    (12:00更新)

    タイ=カンボジア国境付近の治安情勢に関するご案内

    ウボンラーチャターニー県、シーサケート県、スリン県、ブリラム県に端を発した国境地帯での治安事案の継続を受け、現在はチャンタブリー県7郡(ムアン・チャンタブリー、ターマイ、マカム、レームシン、ケーンハンメーオ、ナーヤイアム、カオキッチャクット)およびトラート県1郡(カオサミン)において戒厳令が発令されています。

    戒厳令下では、軍・治安部隊により移動制限、夜間外出禁止、検問などの措置が可能となっています。状況は今後も更新される可能性があるため、定期的な情報の確認を強く推奨します。

    なお、航空・鉄道・バス・フェリーなどの交通機関は概ね通常運行中となっています。
    なお、タイのほとんどの地域(バンコク、チェンマイ、プーケット、サムイ、クラビ、パタヤ、アユタヤ等)では通常通り観光が可能とされています。

  • 2025年7月25日
    (9:13更新)

    タイ=カンボジア国境付近の治安情勢に関するご案内

    タイ国政府観光庁(TAT)は、ウボンラーチャターニー県、シーサケート県、スリン県を中心としたタイ=カンボジア国境付近で最近発生した治安上の事案を受けて、タイ王国陸軍が一部の国境検問所および周辺の観光地を一時的に閉鎖していると発表しています。

    これらの措置は、公共の安全および国家の治安を確保するためのものとしています。

    TAT News(タイ国政府観光庁)|Travel Advisory – Border Safety Measures in Place Across Eastern and Northeastern Thailand

  • 2025年7月24日
    (13:52更新)

    在プノンペンのタイ王国大使館が自国民に対しカンボジアからの退避を呼びかけ

    在プノンペンのタイ王国大使館は、国境付近での衝突が激化・拡大していることを受けて、タイ国民に対し、可能な限り早く安全にカンボジアから退避するように強く呼びかけています。

    大使館の発表によれば、この衝突が長期化し、更に拡大する可能性が高いと警告しています。
    現在カンボジアに滞在しているタイ国民に対しては、緊急性や必要性が無い限り、できるだけ早く安全に国外に退避するよう勧告しています。また、大使館は不要不急のカンボジアへの渡航を控えるよう強く推奨しており、状況が沈静化するまでカンボジアへの渡航は延期すべきとしています。

  • 2025年7月24日
    (13:45更新)

    国境付近における軍事衝突に伴う注意喚起について

    7/24早朝から両国が係争中の国境地帯付近で軍事衝突が発生しています。

    タイ国軍当局者によると、カンボジア軍はタムアントム寺院付近にあるタイ軍の基地に対して発砲、ドローンを展開、さらにスリン県カプチューン郡の民間人居住地域に向けてBM-21ロケット弾を発射し、村民3人が負傷したと発表しています。

    一方、カンボジアのフン・セン元首相はフェイスブックへの投稿で、2州でタイ軍の砲撃があったと述べており、双方とも相手側が先に発砲したと非難しました。

    また、シーサケート県カンタララック郡で、ガソリンスタンドがカンボジア軍の攻撃を受け、同県の発表によると、7人が死亡したほか、14人が怪我をしていると報道されており、この攻撃に対してタイ空軍はF-16が、陸軍の地上戦闘作戦を支援するために派遣され、カンボジア軍拠点2か所を攻撃したと発表しています。

    上記状況により不測の事態を避けるため、国境付近には当面の間近寄らないよう十分ご注意ください。

  • 2025年6月22日
    (21:45更新)

    国境付近における軍事衝突に伴う注意喚起について

    2025年5月28日にカンボジア国境付近において、タイ軍とカンボジア軍による軍事衝突が発生しカンボジア軍側に死者が出て以降、両国国境地帯では現在も緊張状態が続いています。

    報道によれば、7月13日にタ・ムアントン寺院において、タイ人観光客がカンボジア軍兵士を殴打する事案が発生し、7月15日にも同寺院において、カンボジア人観光客とタイ軍兵士が口論となり両軍が集結するなど混乱が生じました。また、7月16日にはウボンラチャタニ県ナムユーン群国境付近において、タイ軍兵士が地雷を踏んだことで重症を負う事案も発生しています。

    つきましては、不測の事態を避けるため、当局の発表や報道などから最新の情報の入手に努めるとともに、危険が予測される場合は、観光地であっても国境付近には不用意に近づかないようにするなど、慎重な行動を心掛けてください。なお、SNS上には真偽不明の情報もあることから、情報源を確認するなど冷静に判断するように心掛けください。


【問い合わせ先】
○ 在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500、696-3000
所在地:177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)

○ 在カンボジア日本国大使館 領事班
TEL: +855-(0)23-217-161
URL: https://www.kh.emb-japan.go.jp
e-mail: consular.jpn@pp.mofa.go.jp

○ 在シェムリアップ日本国領事事務所
TEL: +855-(0)63-963-801
URL: https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000091.html
e-mail: consuljp.rep@re.mofa.go.jp

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