海外

2021.07.27

ルーマニア 隔離措置対象国・ゾーンの変更(国家緊急事態委員会決定第48号)

7月22日の国家緊急事態委員会決定第48号により、レッドゾーン他が更新されました。日本は引き続きグリーンゾーンですが、EU域外のため、ルーマニア入国後に14日間の自主隔離を要請されます。

●7月27日発表の一日当たりの新規感染者数は175人、死亡者数が3人、集中治療を受けている患者が43人となっています。

●日本へ入国・帰国する際にスマートフォンにインストールするアプリが、一部変更になりました。

1.ルーマニアへ入国する場合の隔離等の措置

(1)ルーマニアへ入国する場合に隔離等の措置となる、レッドゾーン、イエローゾーン、グリーンゾーンの対象国・地域が、7月22日付国家緊急事態委員会決定第48号で更新されました。直近14日間の人口1,000人あたりの感染者数が0.3人の日本は、引き続きグリーンゾーンですが、以下(2)のとおり、EU域外国の扱いとなるため、入国後14日間の自主隔離を要請されます。

国家緊急事態委員会決定第48号原文、各ゾーンリストのリンク
http://www.cnscbt.ro/index.php/liste-zone-afectate-covid-19/2588-lista-state-cu-risc-epidemiologic-ridicat-din-22-07-2021/file

ア レッドゾーン(直近14日間の人口1,000人あたりの新規感染者数が、3人以上)35か国・地域
英領バージン諸島、ジャージー、キプロス、セーシェル、フィジー、モンゴル、チュニジア、英国、キューバ、ジブラルタル、オランダ、ナミビア、ボツワナ、スペイン、コロンビア、クウェート、ジョージア、アンドラ、アルゼンチン、マレーシア、リビア、ポルトガル、南アフリカ、マルタ、コスタリカ、マン島、パナマ、イラン、スリナム、カザフスタン、イラク、フェロー諸島、ブラジル、ネパール、インド

イ イエローゾーン(直近14日間の人口1,000人あたりの感染者数が、1.6人以上3人未満)21か国・地域
ギリシャ、キルギス、ルクセンブルク、モルディブ、キュラソー、モナコ、ロシア、オマーン、アラブ首長国連邦、米領バージン諸島、インドネシア、パラグアイ、アイルランド、ジンバブエ、トリニダード・トバゴ、デンマーク、タイ、グアテマラ、バハマ、ウルグアイ、エスワティニ

ウ 上記以外の国は、グリーンゾーン(直近14日間の人口1,000人あたりの感染者が、1.5人以下)
日本(0.3人)、ルーマニア(0.0人)等

(2)グリーンゾーン中の、EU域内国、EEA(ヨーロッパ経済領域)域内国及びスイスからのルーマニア入国者に対しては、新型コロナウイルス防疫のための隔離措置などは要求されません。しかし、日本を含むEU域外、EEA(ヨーロッパ経済領域)域外及びスイスからの外国籍及び無国籍者の入国については、レッド、イエロー、グリーンのゾーンの分類に関わらず、自宅や指定された施設での14日間の自主隔離措置が執られます。
自主隔離を免除される例外となる対象は、すでにEUで認可された新型コロナウイルス対応ワクチン(ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、ジョンソンアンドジョンソンのいずれか)を接種済みであること、または新型コロナウイルスへの感染確認から14日間経過していること等となっています。これらを証明するための書類については、ルーマニア語または英語で作成または翻訳されていることが必要です。

(レッド・イエロー及びEU、EEA(ヨーロッパ経済領域)域外及びスイスからの外国籍及び無国籍者の入国で、隔離が免除となる主な対象)

国家緊急事態委員会決定第43号原文リンク
http://www.cnscbt.ro/index.php/legislatie_cov/2544-hotararea-cnsu-nr-43-din-01-07-2021/file

ア EU承認済みのワクチン(ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、ジョンソン・エンド・ジョンソン)の接種完了から10日経過していることを、各国の保健当局が発行する書類(英語又はルーマニア語で記載)で証明できる者
イ ルーマニアへの滞在が3日(72時間)以内であり、飛行機搭乗前72時間以内に取得したPCR検査陰性証明書の提示がある者(ただし、保健局からの情報に基づき、72時間以内に出国していない場合、入国4日目から通常通り14日間の隔離が義務づけられる。)(注:入国時に3日以内の滞在と申告したにも係わらず、3日以上滞在していることが発覚した場合に適用される。)
ウ 直近180日以内に新型コロナウイルスに感染し、入国時点で感染確認から14日経過していることを証明書(PCR検査陽性証明、退院証明、入国14日以内に取得した抗体検査結果等)で証明できる者
エ 3歳未満の者(PCR検査陰性証明の提示不要)
オ 3歳から15歳までの、到着前72時間以内のPCR検査陰性証明書の提示がある者
カ 24時間以内のトランジットを目的とする者
キ ルーマニア国内の教育機関の入学・卒業に関する活動(試験等)、又は通学のために入国することを書類で証明できる者(未成年の場合、その同伴者も含む)

(3)イエローゾーン及びレッドゾーン対象国・地域からの入国、またEU域外、EEA(ヨーロッパ経済領域)域外及びスイス以外のグリーンゾーン対象国・地域からの入国に際して、上記の証明等がない場合は、入国後8日目に検査をした結果陰性かつ症状がない場合は、隔離を10日間に短縮するとなっています。

(4)レッドゾーン及びイエローゾーンとの航空便については、ルーマニア以外の国による防疫措置等により、陰性証明書の提示等が要求される場合もありますので、詳細については各航空会社の指示に従ってください。

2.ルーマニア国内の新型コロナウイルス感染状況

(1)7月27日13時時点での内務省傘下の戦略コミュニケーション・グループの発表によれば、ルーマニア国内での新型コロナウイルス感染者数は、累積1,082,551人、前日からの増加は175人。死亡者数は、累積34,273人で、前日からの増加3人。集中治療室の患者は43人となっています。直近14日間の人口1,000人あたりの感染者数は、ブカレスト市で0.08人、全土でも0.04人と減少していますが、引き続き感染予防に注意してください。 

以上の統計は、ルーマニア保健省国立公衆衛生研究所の以下のウェブサイトから最新情報が確認できます。
https://instnsp.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/5eced796595b4ee585bcdba03e30c127

3.日本へ入国・帰国する際にインストールするスマートフォンのアプリが、一部変更となりました。

従来までは、位置情報確認アプリとしてOEL、ビデオ通話としてMySOSをそれぞれインストールする必要がありましたが、今般、位置情報確認とビデオ通話のためにインストールするアプリケーションが、MySOSに集約されました。
この結果、日本へ入国・帰国する際にインストールするアプリケーションは、MySOSとCOCOAの2つになりました。 

厚労省による案内のリンク
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00250.html

【問い合わせ先】
在ルーマニア日本国大使館領事部
電話:+40-21-319-1890(大使館が閉館している時間は,業務委託先へ転送されます)
メール:consular@bu.mofa.go.jp

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