2016.12.14
シンガポール研修旅行(2016年11月16日~11月19日)
出張者:本社エアーセクション 和田実佐子
研修期間:2016年11月16日(水)~2016年11月19日(土)
研修目的:シンガポール航空プレミアムエコノミークラス体験と販売促進のためのサービス周知
目次
1,シンガポール航空プレミアムエコノミー体験
2,ホテルインスペクション(CONRAD、Mercure、M Social)
3,シンガポール・エクスプローラー・パスと観光
4,シンガポール空港 アンバサダートランジットラウンジ
5,おわりに
シンガポール航空プレミアムエコノミー体験
現在日本発着の導入路線は成田発着便、SQ11便およびSQ12便のシンガポール↔成田↔ロサンゼルス区間である。余裕のあるシートピッチとリクライニングはもちろん、本格的な料理が楽しめるブック・ザ・クックはフライトを特別なものにする。
搭乗便:SQ11便/SQ12便
機材:B777−300ER
搭乗クラス:プレミアムエコノミー
サービス内容:
・シート
2-4-2配列、カーフレスト、シート幅最大49.5cm
リクライニング=最大20センチ、シートピッチ=96.5センチ
・食事
ブック・ザ・クックはプレミアムエコノミー以上のクラス対象で事前のリクエストで食事(メイン料理)を選択することが可能。なおリクエストをしない場合はエコノミークラスと同じメニューとなる。その他全クラス対象でシンガポール名物シンガポールスリング(カクテル)が楽しめるのも特徴である。
・その他サービス(全クラス対象)
USBポート、機内エンターテイメント(映画、テレビ、ゲーム)、免税品販売、Wi-Fi(有料),無料受託手荷物(プレミアムエコノミーは35kg)等
ホテルインスペクション
CONRAD ★★★★★
客室数:507室(クラシック190室、デラックス152室、エグセクティブ140室、スイート25室)
施設:アメニティの選択、20mプール、フィットネスセンター、エグゼクティブラウンジサービス等
住所:2 Temasek Blvd, Singapore 038982
備考:マリーナベイエリアに位置するラグジュアリーホテル。多国語に対応している。
Mercure ★★★★
客室数:395室(スタンダード、ロフト、スーペリア、エグゼクティブロフト)
施設:プール、ジム、ハンディースマートフォン、ミーティングルーム等
住所:122 Middle Road SINGAPORE 188973
備考:2016年6月にオープンした。MRTブギス駅から徒歩5分ほどの立地にある。
M Social ★★★★
客室数:293室
施設:プール、ジム、ハンディースマートフォン、無人チェックインシステム等
住所:90 Robertson Quay Singapore 238259
備考:シンガポール川沿いに2016年6月オープン。フィリップ・スタルクが監修したデザイナーズホテルである。
シンガポール・エクスプローラー・パスと観光
・シンガポール・エクスプローラー・パス
シンガポール航空搭乗者を対象に販売しているパスである。シンガポール内の観光地で様々な特典を受けることができる。
価格…1日券 ¥6,600/2日券 ¥10,800/3日券 ¥12,800
利用方法:シンガポール空港到着後「ストップオーバーホリデー」カウンターにてバウチャーと航空券(Eチケット)を提示の上、シンガポール・エクスプローラー・パスと引き換えとなる。なお使用した時間から24時間=1日計算となる。
利用可能施設:ガーデンズバイザベイ、シンガポール動物園、シンガポールフライヤー、シンガポールケーブルカー、シンガポールリバークルーズ、ジュロンバードパーク等。
・シンガポール国内観光
ナイトサファリ、ガーデンズバイザベイ、セントーサ島(S.E.Aアクアリウム、マーライオンタワー見学)、レッドハウスにて食事、そのほか自由時間には散策をした。
レッドハウスではシンガポール名物のチリクラブを楽しむことが出来る。団体ツアーでは店内一部貸し切りが可能で甲殻類アレルギー用メニューにも対応している。
シンガポール空港 アンバサダートランジットラウンジ
利用航空会社や利用クラス、クレジットカードの有無に関係なく利用可能。シャワーや仮眠室も完備しており深夜便や長いトランジットにも最適である。軽食ブースではできたての東南アジアでポピュラー面料理「ラクサ」を食べられる。
場所:ターミナル3、3階
時間:24時間
料金:S$58.85/5時間 5時間以上1時間毎S$15
設備:Wi-Fi、テレビ、電話、シャワー、新聞・雑誌、ファックス、インターネットアクセス、軽食、アルコール(有料)
おわりに
インドや東南アジア、ロサンゼルス行きの利用者も多いシンガポール航空。以遠やロサンゼルス線では特にプレミアムエコノミーは当社でも推奨する価値はあると実感した。シート幅は広く出張で疲れた身体を休めることができる。チャンギ空港はアジアで最も大きく、免税店やフードコートも充実している。
その一方で広大なターミナルのためMCTを満たしている場合でも乗り継ぎ時間に余裕を持って案内する必要がありそうだ。
出張者という目線で飛行機にのったり、空港を利用することでお客さまを理解するとともに多様な旅行業のかたちをみることができた。