2023.01.11
スウェーデン|渡航情報(必要な渡航書類、航空券手配、入国・検疫等の手続き手順)
スウェーデンへの渡航に必要な手続きの手順
スウェーデンへの渡航に際して必要となる入国制限、渡航書類、航空券手配、海外旅行保険等の手続き手順を纏めました。
弊社では一部の手続きをサポートしています。
❶ スウェーデンの入国制限・渡航書類について
スウェーデン政府は2022年4月1日以降、EU/EEA加盟国以外の第三国(日本を含みます)に対して行っていた 一時的入国禁止措置を廃止 しました。
これにより4月1日以降、新型コロナウイルスに関する入国制限の適用は全て廃止され、陰性証明書やワクチン接種証明書等の提示が不要となり、スウェーデンに渡航する場合は通常の入国要件が適用されます。
スウェーデン政府(Government Office of Sweden)|Sweden to lift ban on entry from all countries
スウェーデン移民局(Migrationsverket)|Visiting Sweden
中国からスウェーデンへの渡航者に対する制限措置
2023年1月7日以降、中国・香港・マカオからの渡航者に対して、ワクチンの接種有無を問わず 出発48時間前以内の新型コロナウイルス検査の陰性証明書 が必要となります。
スウェーデン警察(Polisen)|Travel to and stay in Sweden
スウェーデンにおける日本国籍の方の無査証滞在について
入国制限撤廃に伴い、コロナ以前の入国条件が適用となります。
日本国籍の方は 90日以内の観光・知人訪問等での滞在は原則無査証での滞在が可能 (下記注参照)となります。
外務省海外安全ホームページ|スウェーデン:安全対策基礎データ
- スウェーデンが加盟しているシェンゲン協定に関し、同域内において無査証での短期滞在については あらゆる180日間の期間内で最大90日間を超えない との規定が適用されます(外務省ホームページ|欧州諸国を訪問する方へ)
※ 過去180日以内の滞在日数は全て短期滞在の期間として算入されます
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要否・滞在可能日数 | 渡航目的 | パスポートの必要残存期間 | その他注意事項 | |
〇 | 90日 | 観光・知人訪問等 | シェンゲン協定加盟国出国時 3カ月以上 |
海外旅行保険加入推奨 他のシェンゲン加盟国経由・訪問時は 経由・訪問国の残存にも注意 |
❷ スウェーデン行き航空券の手配
航空会社各社は、新型コロナウイルスの発生により、路線の減便等の措置を実施しています。
なお下記バナー(別ページ)に、日本⇔ストックホルム/スウェーデン間直行便のフライト運行状況についてご案内しておりますが、現在運休が続いております。(運航時期未定)
❸ 海外旅行保険の加入確認
国や地域によっては、突然事故に遭い、また病気や怪我をして病院に搬送されても、実費あるいは保険等による治療費の負担が保証されないと、診察や治療が受けられない(断られる)ことがあります。
また医療水準や衛生事情により、その国では必要な治療が受けられず、他国や日本への緊急移送が必要となる場合もあります。
新型コロナウイルスに感染した場合は、滞在国の規定にそった検査、隔離が必要になり費用は渡航者の負担になります。
保険に入っていないと、時には数千万円にものぼる高額な医療費・移送費を全て自己負担しなければなりませんので、万一に備え、十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことを強くお勧めします。
なお、クレジットカードに付帯している保険では補償として決して十分ではない点にも留意が必要です。
❹ スウェーデン入国に際しての検疫手続 及び 滞在について
2021年12月8日以降、スウェーデン政府は新型コロナウイルス感染症の拡大及び医療負荷の増加のため、予防対策を強化していましたが、2022年2月9日から段階的な制限緩和が行われています。
なお、2022年2月9日以降に継続する勧告は、以下となっておりますが、重症化リスクの大きい人々を護るため、医療・介護の現場に対しては別途の勧告が行われています。
・ワクチン接種を受けること
・ワクチン接種を受けていない成人は、人混みや室内の混雑を避ける等特別な注意を払うこと
詳しくは、下記のリンク先(スウェーデン政府 及び 公衆衛生庁ホームページ)をご確認ください。
スウェーデンから日本へ入国・帰国時の注意事項
有効なワクチン接種証明書を保持していない全ての入国者は、出国前72時間以内に受検した陰性結果の検査証明書 の提出が必要です。
検査証明書は、厚生労働省所定のフォーマットの他、任意のフォーマットの提示も妨げられませんが、「検査証明書へ記載すべき内容」が満たされている必要があります。
なお、厚生労働省が求める検査証明書(またはワクチン接種証明書)が提示出来ない場合は、航空機への搭乗が拒否されますので十分にご注意ください。
在スウェーデン日本国大使館|日本における新型コロナウイルス感染症対策措置
有効な検査証明書の入手が困難な方(罹患・回復後に陽性判定が続いてしまう方)
新型コロナウイルス感染症に罹患し、現地当局指定の療養(隔離)期間を終えて現在回復しているにも関わらず、検査を何度行っても陽性判定が続いてしまう方で、日本国籍の方、在留資格保持者の方で再入国の場合、日本国籍者・永住者の配偶者または子の新規入国に該当する場合は、在スウェーデン大使館までご相談下さい。
在スウェーデン日本国大使館|帰国・渡航困難事例の増加について
- 航空会社が搭乗の可否を判断することになりますので、大使館からのレターを所持していても、帰国便等への搭乗を保証するものではありません。出発前検査の陰性証明に代えて領事レターで搭乗可能であるか必ず搭乗航空会社にご自身でご確認下さい
- 総領事館にご相談後、回答までの所要日数は 最大5営業日 ですのでご注意ください
① 新型コロナウイルス感染症について陽性判定を受けていること
② 同感染症から回復している旨を記した医療機関等の診断書等(様式自由)の発行を受けること
③ 療養期間終了後に再度検査した結果が陽性となった検査結果があること
(検査は厚生労働省が有効と認める検体 及び 検査方法で実施されたものに限ります)
❺ 日本到着時の手順:水際対策、入国制限、査証制限、陰性証明書、スマートフォンアプリ、誓約書等必要な手続き
日本政府は、変異ウイルスの感染拡大を受け、新規感染者の減少傾向を継続させ、再拡大(リバウンド)を防止すべく、日本に入国されるお客さまに対する入国制限と検疫体制の一層の強化を発表しております。
日本への入国・帰国に際して必要となる書類と手続き手順を纏めました。
弊社では一部の手続きをサポートしています。