海外

2023.12.07

スリランカ|渡航情報(必要な渡航書類、ビザ/ETA申請、航空券手配、入国・検疫等の手続き手順)

スリランカへの渡航に必要な手続きの手順 スリランカへの渡航に必要な手続きの手順

スリランカへの渡航に際して必要となる渡航書類、スリランカビザ、電子渡航認証(ETA)、航空券手配、海外旅行保険等の手続き手順を纏めました。弊社では一部の手続きをサポートしています。


◎ スリランカの入国制限

スリランカ保健省は2022年12月6日に入国制限措置について規制緩和を発表しました。
これにより、2022年12月6日以降にスリランカに入国する場合は、下記証明書の提示は 不要 となりました

スリランカ保健省(Ministry of Health)|Preventive measures for persons arriving from overseas during the pandemic of COVID-19


❶ 電子渡航認証(ETA)または スリランカビザの申請

日本国籍の方がスリランカに渡航する場合、渡航目的に沿った電子渡航認証 または 査証(ビザ)取得が必要となります。
有効な電子渡航認証 または 査証をお持ちでない場合は、下記方法にて申請・取得が必要となります。

※ 日本国籍外の方につきましては、スリランカ民主社会主義共和国大使館・総領事館にてご確認下さい。

スリランカ観光査証の手数料無料化について(2024年3月31日まで)

スリランカ政府は、2023年11月28日~2024年3月31日までの間、観光産業再建のためのパイロット・プログラムとして、日本を含む7か国の国籍者に対して、観光査証の手数料を無料とする旨を発表しました。

手数料無料となる観光ビザは、滞在期間30日、2回までの入国に有効なもので、2024年3月31日までにスリランカに到着する必要があります。なお、観光ビザ(電子渡航認証(ETA)または到着空港でのオンアライバルビザ)の取得(手数料無料)は引き続き必要 ですのでご注意ください。

スリランカ出入国管理局(Sri Lanka Immigration & Emmigration)|Free Tourist Visa for Seven Nationals

電子渡航認証(ETA: Electronic Travel Authorization)

30日以内の短期訪問(観光・商用目的)等でスリランカに渡航する場合は、渡航前に 電子渡航認証(ETA)をオンラインで申請し、渡航認証を取得する必要があります。

渡航認証を取得することにより、スリランカ入国時に短期訪問査証 または 通過査証が発給されます。

スリランカ出入国管理局(Sri Lanka Immigration & Emigration)|Electronic Travel Authorization system

  • 30日以内の観光目的での渡航の場合は、空港到着時に取得することも可能ですが、無用なトラブルを避けるためにも事前の申請を強く推奨致します(航空会社によっては事前にETAを取得していない場合、搭乗を拒否されることがあります)


❷ スリランカ行き航空券の手配

航空会社各社は、新型コロナウイルスの発生により、路線の減便等の措置を実施しています。
なお下記に、日本⇔スリランカ間のフライト直行便運行状況についてご案内しております。

コロンボ・バンダラナイケ国際空港での乗り継ぎサービスについて

スリランカ航空を利用してコロンボ・バンダラナイケ国際空港において、8時間以上~24時間以内の乗り継ぎをされるお客様は、以下の条件においてトランジットホテルを無料でご利用できる乗り継ぎサービスを提供しています。

ご利用には事前にお申し込みが必要となりますので、詳しくはスリランカ航空ホームページにてご確認下さい。
(国籍によっては8時間以上の乗り継ぎの際に、乗り継ぎビザが必要となりますので、有無を必ずご確認下さい)

スリランカ航空(SriLankan Airlines)|Transit Accommodation

サービス利用対象者
(全て満たす必要があります)
① スリランカ航空運航便で603券で通しで航空券を発券していること(別冊航空券不可)
② コロンボでの乗り継ぎが8時間以上、24時間以内であること
③ スケジュール検索で一番初めに出てくる便を利用していること
④ 8時間以内の乗継便が運航していないこと
⑤ 航空券代金(FARE+YQ)が以下の料金を超えていること
 【8時間以上~12時間以内】片道利用375USD、往復利用750USD以上
 【12時間以上~24時間以内】片道利用390USD、往復利用780USD以上
ご利用可能なサービス コロンボ空港近くのホテルをご利用可能
※ ホテル指定はできません
※ 空港=ホテル間の送迎はございます
その他 コロンボ空港到着時、入国審査場手前にある「Transfer Services」カウンターにお立ち寄りの上、
係員がご案内致します

❸ 海外旅行保険の加入確認

国や地域によっては、突然事故に遭い、また病気や怪我をして病院に搬送されても、実費あるいは保険等による治療費の負担が保証されないと、診察や治療が受けられない(断られる)ことがあります。
また医療水準や衛生事情により、その国では必要な治療が受けられず、他国や日本への緊急移送が必要となる場合もあります。

新型コロナウイルスに感染した場合は、滞在国の規定にそった検査、隔離が必要になり費用は渡航者の負担になります。
保険に入っていないと、時には数千万円にものぼる高額な医療費・移送費を全て自己負担しなければなりませんので、万一に備え、十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことを強くお勧めします。
なお、クレジットカードに付帯している保険では補償として決して十分ではない点にも留意が必要です。

https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html


❹ スリランカ入国手続 及び 検疫措置・滞在について

スリランカ入国時の隔離措置等はありません。
入国後は自宅 または ホテル等へ公共交通機関を利用して移動することが可能です。

また、治療・隔離にかかる費用は自己負担となります。

黄熱予防接種証明書(イエローカード)について

スリランカは黄熱に関する危険のある国ではありませんので、黄熱(Yellow Fever)の予防接種は推奨されていませんが、黄熱に感染する危険のある国から来る生後9か月以上の渡航者黄熱予防接種証明書(イエローカード)が要求されています。

なお、乗り継ぎのために黄熱に感染する危険のある国の空港に 12時間以上 滞在した渡航者も黄熱予防接種証明書が必要です。

厚生労働省検疫所FORTHホームページ|黄熱について

米国疾病予防管理センター(CDC)|Sri Lanka - Travel Health Notices

入国審査【Immigration】 

入国審査官にパスポート等をご提示下さい。
(場合により帰国・第三国行きの航空券や十分な滞在費の証明を求められる場合がございます)

スリランカ入国カード

スリランカ入国に際しては 入国カード(Arrival Card)の提出が必要です。
現在スリランカ入国カードは電子化が進んでおり、機内で紙での入国カードの配布は行われておりませんので、到着前にオンラインで入力 または スリランカの空港到着後に紙に記入(空港設置のPCからの入力でも可)して下さい。

スリランカ出入国管理局(Department of Immigration and Emigration)|eEmbarkation

  • オンラインで入国カードの登録が完了すると、入力したメールアドレス宛に確認番号(Reference Number)が記載されたメールが届きます。オンラインで提出する場合は、入国審査時に控え等の提示は不要ですが、確認番号のメールは控えておくことをお勧めします

税関検査【Customs】

手荷物受取所で荷物引取後に税関申告を行います。
持ち込み荷物が免税範囲を超えず、輸入規制・禁止・制限されている物品を持ち込まない場合は、グリーンチャネル(Nothing to Declare)にお進み下さい。

スリランカ入国に際しての税関検査の注意事項
スリランカへの現金等外貨の持ち込み/持ち出し規制

スリランカ入国に際し、15,000USD相当額以上の外貨の持ち込み 及び 10,000USD相当額以上の外貨を持ち出す場合 は税関への申告が必要です。また、現地通過(スリランカ・ルピー)については 20,000LKRを超える持ち込み・持ち出しの場合 は申告が必要です。

上記該当し申告が必要な場合は、予め日本の税関当局に対して「支払手段の携帯輸出・輸入申告書」を申告するとともに、スリランカでの空港到着時に、税関検査場手前のカウンター(Number 01 Officer)で、一般の税関検査場に入る前に申告をしてください。

Sri Lanka Customs|TRAVELLERS

スリランカへ持ち込みが禁止・規制されている物品について

以下に記載するものはスリランカへの持ち込みが禁止 及び 持ち込みが制限されています。
禁止・規制品の詳細は下記ウェブサイト等にてご確認ください。

Sri Lnka Customs|TRAVELLERS

申告するものが無い方(免税範囲内の携帯品しか持たない入国者)

入国時の携帯品において規制対象品が無く、免税範囲内で申告するものがない方は、税関検査場で「税関申告なし(Nothing to Declare)」と書かれたレーン を通過することができます。

ただし外国人は、スリランカに持ち込んだ物品をスリランカに残す場合は 全ての物品(持ち込み禁止品・規制品含む)について申告が必要とされています。持ち込みが禁止されている物品や、より詳しい情報につきましては スリランカ税関 ウェブサイト等にてご確認ください。

スリランカ税関(Sri Lanka Customs)ウェブサイト

申告するものがある方(免税範囲を超過・検疫対象となる物品等をお持ちの入境者)

免税範囲を超過する物品や検疫対象となる物品等をお持ちの方は税関検査場で「税関申告あり(Goods to Declare)」と表示されたカウンターで検査等を受けることになります。申告方法・関税額等の支払いについて、詳しくは税関職員にお尋ね下さい。

スリランカ滞在中の防疫措置・行動制限措置について 

外国籍者/観光旅行者がスリランカ到着後に新型コロナウイルスに罹患した場合、私立病院/ホテル/住居において7日間の隔離が必要です。また、治療・隔離にかかる費用は自己負担となります。

スリランカ保健省(Ministry of Health)|Preventive measures for persons arriving from overseas during the pandemic of COVID-l9


❺ 日本到着時の手順:水際対策、入国制限、査証・在留資格、Visit Japan Web等手続き

日本への入国・帰国に際して必要となる書類と手続き手順を纏めました。
弊社では一部の手続きをサポートしています。

海外渡航・出入国トップ

企業様、旅行会社様

お取り引き全般の商談をご希望の企業様、旅行会社様

見積依頼方法から手配、お支払いまでの全般の流れ、取扱商品、
サービス全般のご説明や契約等について、営業担当が承ります。

お問い合わせフォーム

お見積り、お問い合わせは専門スタッフが承ります。
お問い合わせの前にご確認ください。よくあるご質問

お知らせ

『CuiCui』(キュイキュイ)

弊社が運営する海外ツアーブランド
『CuiCui』は フランス語で はいチーズ! の意味。

皆を笑顔に変える魔法の言葉です。
家族、友達、恋人と…旅先で一緒に
一生残る大切な楽しい思い出を作りませんか。

メールマガジン登録

渡航に役立つメールマガジン登録は下記のフォームよりご連絡ください。