2025.07.01
タイ|アルコール販売等に関する新たな規則を施行(6/27~)
タイ政府は、アルコール販売時間の制限と鉄道施設での飲酒禁止に関する新たな規制を発表、2025年6月27日より施行されます。
もともと2015年のタイ首相府告示によってアルコール販売制限と鉄道施設での飲酒についての規則がありましたが、今回の告示により下記の通り変更となります。
首相府告示(タイ語)|アルコール飲料販売禁止時間に関する件 仏暦2568年(西暦2025年)
首相府告示(タイ語)|鉄道駅構内および鉄道車両内でのアルコール飲料の販売・飲酒禁止に関する件 仏暦2568年(西暦2025年)
アルコール販売時間の規制について
基本的な販売時間制限として、アルコール飲料の販売は以下の時間帯のみ許可されます:
(下記の販売時間制限は2015年から継続)
昼間:11:00~14:00(3時間)
夜間:17:00~24:00(7時間)
これらの時間外での販売は原則として禁止されます。
ただし、2025年6月27日より、以下の3つの特定場所では24時間アルコール販売が可能です:
(今回の告示により、ホテルでの24時間販売が許可されます)
- 国際空港内の旅客サービスエリア ※2015年から継続
(国際線ターミナル内のレストラン、バー、免税店など) - 娯楽法に基づく許可を受けたエンターテインメント施設 ※ 2015年から継続
(ナイトクラブ、バー、パブなど各施設の営業許可時間内での販売が可能) - ホテル法に基づき登録されたホテル ←NEW
(ホテル内のレストラン、バー、ルームサービス)
鉄道駅構内および車両内でのアルコール販売・飲酒禁止について
鉄道法および高速道路法で定義される鉄道ネットワーク上での、アルコール飲料の販売および飲酒が全面的に禁止されます:
・すべての鉄道駅構内(売店、レストラン含む)
・すべての列車内(長距離列車、寝台列車含む)
・プラットホーム および 待合室
ただし、歴史的建造物でもあるフアランポーン駅では、下記特別イベント時のみ例外として認められます。←NEW
- エアコン付き特別イベントホールでの開催
- 必要な警備と社会秩序維持措置の実施
- 未成年者へのアルコール提供の厳格な制限
- 保健大臣による特定イベントの事前承認