2023.05.01
中国|渡航情報(必要な渡航書類、ビザ申請、航空券手配、PCR検査、入国・検疫等の手続き手順)
中国への渡航に必要な手続きの手順
中国への渡航に際して必要となるビザ申請、航空券手配、渡航前検査等の手続き手順を纏めました。
弊社では一部の手続きをサポートしています。
- 2023.05.12 当社と取引のある企業様で中国ビザ取得をご検討されているお客様へ
- 2023.05.09 中国ビザのご取得をご検討されているお客様へ
- 2023.04.25 出発前検査措置の変更について(2023.4.29~)
- 2023.02.16 ビザ申請時にワクチン接種証明書の提出が不要に
◎ 中国の入国制限
中華人民共和国外交部は2023年4月29日より、新型コロナウイルスに関する水際対策を緩和し、渡航時に義務付けていた出発48時間前以内のPCR検査による陰性証明書の提示を撤廃する と発表しました。
外国との往来を円滑に進めるための措置とされており、上記以降は 出発48時間前以内に自主的な抗原検査の実施 による陰性確認に置き換えられますが、中国行きフライト搭乗前の陰性証明書の確認は行わない としています。
なお、中国の水際対策の制限緩和に伴い、以下注意事項等ございますので必ずご確認下さいますようお願い致します。
中華人民共和国駐日本国大使館|中国へ渡航する際の防疫対策について(2023年4月25日更新)
中華人民共和国外交部|2023年4月25日外交部发言人毛宁主持例行记者会(2023年4月25日定例記者会見)
❶ 中国ビザの申請
現在日本国籍の方が中国に渡航する場合、渡航目的に沿った査証(ビザ)取得が原則必要 となります。
有効な査証をお持ちでない場合、下記方法にて申請・取得が必要となります。
中国における日本国籍の方の無査証滞在について
日本国籍を含む対象国・地域の方への72/144時間のトランジットビザ免除措置について
2023年1月29日より、日本国籍への72/144時間のトランジットビザ免除措置は再開されました。
中国の一部の空港において、日本国籍を含む53か国・地域の方を対象に、有効なパスポートを所持しており、72~144時間以内(トランジット場所に応じて異なります)に航空便の予約を確定している第三国(地域)への乗り継ぎ航空券をお持ちの方に対し、トランジットビザ免除措置が適用されます。
※ 詳しくは現地入国管理当局・航空会社、中国ビザ申請センターウェブサイト等にてご確認下さい
中国国家移民管理局(NIA)|国家移民管理局恢复签发日本公民来华口岸签证及72/144小时过境免签
中国査証申請について
現在日本国籍の中国入国に際しては渡航目的に応じて 有効な査証(ビザ)が必要です。
東京・名古屋・大阪の中国ビザ申請サービスセンターと札幌・新潟・福岡・長崎の各中国総領事館でビザ申請が可能です。
※ 中国査証申請時に書類不備が発覚した場合、申請は不可となり、再度申請書作成 及び 査証申請予約を取り直し等が必要となり時間を要します
❷ 中国行き航空券の手配
航空会社各社は、新型コロナウイルスの発生により、路線の減便等の措置を実施しています。
なお下記バナー(別ページ)より、日本⇔中国間の直行便フライト運行状況についてご案内しております。
❸ 海外旅行保険の加入確認
国や地域によっては、突然事故に遭い、また病気や怪我をして病院に搬送されても、実費あるいは保険等による治療費の負担が保証されないと、診察や治療が受けられない(断られる)ことがあります。
また医療水準や衛生事情により、その国では必要な治療が受けられず、他国や日本への緊急移送が必要となる場合もあります。
新型コロナウイルスに感染した場合は、滞在国の規定にそった検査、隔離が必要になり費用は渡航者の負担になります。
保険に入っていないと、時には数千万円にものぼる高額な医療費・移送費を全て自己負担しなければなりませんので、万一に備え、十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことを強くお勧めします。
なお、クレジットカードに付帯している保険では補償として決して十分ではない点にも留意が必要です。
https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html
❹ 出発48時間前以内に抗原検査を受検し陰性を確認
2023年4月29日以降に中国へのフライトを利用する場合、出発48時間前以内に抗原検査(PCR検査でも可)を受検し陰性を確認 する必要があります。
つきましては中国出発48時間前以内に、薬局等で販売している抗原検査キット等を利用して、検査結果が陰性であることを確認して下さい。なお検査で陽性反応が出た場合、陰性が確認次第中国への渡航が可能となります。
中華人民共和国駐日本国大使館|中国へ渡航する際の防疫対策について(2023年4月25日更新)
- 搭乗手続き時のチェックインカウンター 及び 中国入国時での陰性証明書の確認は行われません
(出発前の税関出入国健康申告で、陰性かどうかの確認箇所がありますのでそちらで報告します)
中国渡航時に必要な渡航前検査について | |
検査方法 | 抗原検査(PCR検査でも可) |
有効な検査受検期間 | 出発の48時間前以内に受検し検査結果が陰性であることを確認 ★11/30(水) 9:00 成田発のフライトの場合 → 11/28(月) 9:00以降に検査受検 |
医療機関 | 抗原検査キット等でご自身で検査 または 任意の検査機関等で受検 |
参照 | 中華人民共和国駐日本国大使館|中国へ渡航する際の防疫対策について |
❺ 中国税関出入国健康申告の登録
入国に際して、中国税関出入国健康申告を事前に行い 健康電子入力完了画面(QRコード)の提示が入国時に求められています。
必要事項や出発48時間前に実施した検査の陰性結果を入力します。
なお、登録完了後に表示される QRコード は中国入国の際に提示が必要となりますので、必ずご自身で保存して下さい。
登録QRコード 及び ウェブサイト
中国当局検疫の指示により、中国各空港での入国に際し「健康申告完了画面(QRコード)」の提示が求められています。
事前に下記の QRコード より必要事項のご申告をお願いいたします。
中国海関(China Customs)|出入境健康申报(Health Declaration)
登録方法(ウェブサイトからの登録の場合)
登録方法につきましては以下もご参照ください。
ご登録は到着予定時刻の24時間前から可能とされておりますが、行先によって出発当日のご登録のみ有効な場合がございます。
日本航空(JAL)|大連、広州、天津、上海発便をご利用のお客様
❻ 中国入国手続 及び 滞在について
2022年12月26日に中華人民共和国国家衛生健康委員会より、2023年1月8日以降、中国渡航後のPCR検査 及び 集中隔離は不要となる旨発表されました。
なお、税関では一定の割合でランダムで検査を実施します。
健康申告に異常がある、または発熱のある方は、税関の指示に従って疫学調査 及び 健康調査に協力し、関連する感染症のサンプリング検査を受ける必要があります。
入国カードの記入
中国入国後の制限措置等
2023年1月8日以降、中国渡航後のPCR検査 及び 集中隔離は不要となる旨発表されました。
健康状態の申告内容 及び 到着時税関の通常検疫で異常が無ければ、入国後の行動への制約は無くなりました。
在中国日本国大使館|新型コロナウイルス感染症(中国渡航に必要な手続き)
中国滞在中の防疫措置について
2023年4月12日に中国国務院は、新型コロナウイルス感染予防のためのマスク着用ガイドラインを発表し、公共交通機関利用時のマスク着用が義務から「推奨」に変更されました。
中華人民共和国中央人民政府|关于印发预防新型冠状病毒感染公众佩戴口罩指引(2023年4月版)的通知
在中国日本国大使館・総領事館のリンク
各地方政府ごとに予告無く移動制限や別途規定を実施している場合がございます。
下記在中国日本国大使館・総領事館 または 各直轄市・省・自治区に必ずお問い合わせ下さい。
大使館・総領事館 (ページリンク) |
管轄する直轄市・省・自治区 |
在中国日本国大使館 | 北京市・天津市・河北省・河南省・陝西省・湖南省・湖北省・甘粛省・内蒙古自治区・寧夏回族自治区・青海省・新疆ウイグル自治区・山西省・チベット自治区 |
在広州日本国総領事館 | 広東省・福建省・海南省・広西チワン族自治区 |
在上海日本国総領事館 | 上海市・江蘇省・浙江省・安徽省・江西省 |
在瀋陽日本国総領事館 | 大連市を除く遼寧省・吉林省・黒龍江省 |
在大連領事事務所 | 大連市 |
在重慶日本国総領事館 | 重慶市・四川省・雲南省・貴州省 |
在青島日本国総領事館 | 山東省 |
❼ 日本到着時の手順:水際対策、入国制限、査証・在留資格、Visit Japan Web等手続き
日本への入国・帰国に際して必要となる書類と手続き手順を纏めました。
弊社では一部の手続きをサポートしています。