2025.10.01
【2025年最新!】パキスタン|渡航情報・旅行の準備ガイド(必要な渡航書類、ビザ申請、航空券手配、入国・検疫等の手順)
パキスタンへの渡航に必要な手続きの手順
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【2025年最新版】パキスタン渡航に関するガイド・まとめページです!
渡航前に確認することや必要書類、e-VISAの取得、航空券やホテルの手配、到着後の入国手順まで、ご旅行・ご出張どちらにも対応した最新情報や注意点等をどこよりも詳しくまとめています。
ビザ申請、航空券・ホテル手配で「面倒だな」と感じたら、当社サービスをお気軽にご利用ください。

日本国籍の方のパキスタン渡航について
日本国籍の方がパキスタンに渡航する場合、渡航目的に沿ったビザ 取得が必要となります。
日本国籍以外の方につきましては、パキスタン大使館 または パキスタン内務省ウェブサイト等にてご確認下さい。

パキスタンの入国制限(新型コロナウイルス関連)
パキスタン連邦政府国家指揮運用センター(NCOC)は2023年6月13日付けで、新型コロナウイルスに関する水際対策を緩和し、ワクチン接種証明書の提示等が不要となりました。
連邦政府国家指揮運用センター(National Command & Operation Center)|Updated COVID-19 Policies for inbound passengers

入出国可能な空港エントリーポイント
パキスタン内務省ウェブサイトに記載されている、入出国可能な空港は下記のとおりです。
この他陸路 及び 海路国境地点につきましては、同省ウェブサイトにてご確認ください。
パキスタン内務省(Ministry of Interior)|Entry and Exit Ports of Pakistan

❶ 渡航書類の準備・パキスタンビザの申請
パキスタンに渡航する場合は、短期間の観光などの目的であっても ビザ を取得することが必要です。
2021年2月1日以降、全てのビザ申請はオンライン化(e-VISA)されています。
なお日本国籍以外の方のビザ要否等につきましては、パキスタン内務省 e-VISAポータルサイト 等にてご確認ください。
駐日パキスタン大使館|Consular Service For Foreigners
パキスタンビザ申請
パキスタン入国に際しては渡航目的に応じて、有効なビザ が必要です。
有効なビザをお持ちでない場合は、ビザの申請・取得が必要となります。
主なパキスタンビザの種類

オンラインビザ(e-VISA)
パキスタンへの渡航前にオンライン上でビザ申請・取得を行い、認可後に取得・発行されるQRコードを持参して入国する形となります。
在日パキスタン共和国大使館(Embassy of Pakistan)|電子ビザ申請

アライバルビザ(VISA on Arrival)
日本国籍の方は商用・観光目的での渡航について、アライバルビザ(VOA: VISA on Arrival)での滞在が許可されます。
アライバルビザを利用する場合は、渡航前に 電子渡航認証(ETA)が承認されている必要があります。
事前にETAを取得し、到着地空港のアライバルビザカウンターにてビザを発行→入国という流れになり、ETA未取得の場合はビザの発行ができませんのでご注意ください。
パキスタン内務省ビザポータルサイト(Ministry of Interior)|Visa Prior to Arrival
電子渡航認証(ETA)はビザではありません
パキスタンに渡航し、現地空港の到着ビザカウンターでパキスタン到着ビザを申請することを許可するものです

❷ パキスタン行き航空券の手配
各種情勢により航空会社の運行計画・路線運行に影響が出る恐れがございます。
また各航空会社ともに時刻表掲載のスケジュール 及び 機種・機材については、予告無しに変更されることがございます。
❸ 海外旅行保険の加入確認

国や地域によっては、突然事故に遭い、また病気や怪我をして病院に搬送されても、実費あるいは保険等による治療費の負担が保証されないと、診察や治療が受けられない(断られる)ことがあります。
また医療水準や衛生事情により、その国では必要な治療が受けられず、他国や日本への緊急移送が必要となる場合もあります。
新型コロナウイルスに感染した場合は、滞在国の規定にそった検査、隔離が必要になり費用は渡航者の負担になります。
保険に入っていないと、時には数千万円にものぼる高額な医療費・移送費を全て自己負担しなければなりませんので、万一に備え、十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことを強くお勧めします。
なお、クレジットカードに付帯している保険では補償として決して十分ではない点にも留意が必要です。
❹ パキスタン入国手続 及び 滞在について
空港到着後、案内に従い入国審査場にお進みください。

黄熱予防接種証明書(イエローカード)
パキスタンは黄熱に関する危険のある国ではありませんので、黄熱(Yellow Fever)の予防接種は推奨されていませんが、黄熱に感染する危険のある国から来る1歳以上の渡航者 は 黄熱予防接種証明書(イエローカード)が要求されています。
なお、乗り継ぎのために黄熱に感染する危険のある国の空港に 12時間以上 滞在した渡航者も黄熱予防接種証明書が必要です。
米国疾病予防管理センター(CDC)|Pakistan - Travel Health Notices

入国審査【Immigration】
到着後は各ターミナルの入国審査場にお進みください。
税関申告【Customs】
手荷物受取所で荷物引取後に税関申告を行います。
持ち込み荷物が免税範囲を超えず、輸入規制・禁止・制限されている物品を持ち込まない場合は、グリーンチャネル(Nothing to Declare)にお進みください。
パキスタン連邦歳入庁(Federal Board of Revenue)|Travel Guide
酒類のパキスタン国内への持ち込みは禁止されていますイスラム教徒の飲酒は禁じられており、酒類は一般の商店は販売されていません

パキスタン入国に際しての税関・動植物検疫の注意事項
パキスタンへ持ち込み・持ち出しが禁止・規制されている物品について
わいせつ物(ポルノ雑誌やDVD等)、麻薬等違法薬物、各種武器、アルコール飲料はパキスタンへの持ち込みが禁止されています。
なお、仏像等の骨董品・美術品を許可なく国外に持ち出すことは法律で禁止されており、骨董品の国外不法持ち出しを図った場合は、当該物品の没収、及び 同物品の価値の2倍以下の額の罰金が科せられ、さらに禁固刑が科せられることがあります。
禁止・規制品の詳細は下記ウェブサイト等にてご確認ください。
パキスタン連邦歳入庁(Federal Board of Revenue)|Travel Guide

パキスタンへの現金等外貨の持ち込み/持ち出し規制
パキスタン入国に際し、現地通貨(パキスタン・ルピー)については 10,000ルピーまでの持ち込み(インドからは3,000ルピーまで)が可能です。
10,000USドル相当以上の外貨を入国時に持ち込む場合には、WeBOC(Web Based One Customs)によるオンライン申告が必要です。
また、出国時については18歳以上が1回にあたり、1人5,000USドル相当で年間30,000USドル相当、18歳未満が1回あたり1人2,500USドル相当で年間15,000USドル相当までの外貨の持ち出しが可能とされています。
パキスタン連邦歳入庁(Federal Board of Revenue)|Bagagge Rules (Passenger Facilitation Guide)
申告するものが無い方(免税範囲内の携帯品しか持たない入国者)
入国時の携帯品において規制対象品が無く、免税範囲内で申告するものがない方は、税関検査場で「税関申告なし(Nothing to Declare)」と書かれたレーン を通過することができます。
パキスタン連邦歳入庁(Federal Board of Revenue)|Green Channel

申告するものがある方(免税範囲を超過・検疫対象となる物品等をお持ちの入国者)
免税範囲を超過している場合や検疫対象となる物品等をお持ちの場合は、税関検査場で 税関申告あり(Goods to Declare)と表示されたカウンターへお進みいただき、検査官にご申告ください。
不法滞在に係る罰則規定
パキスタン政府は不法滞在に係る罰金(Overstay Charge)を設定しています。
この罰則規定は全ての外国人に適用され、罰金が科された場合は、次回からパキスタン入国が困難になる可能性がありますので、ビザに記載されている滞在期間を遵守し、必要に応じて当該ビザの更新手続き等を行うようご注意ください。
※ 有効なPOC(パキスタン系外国人等に対して発行される登録証)所持者に対しては減免措置があります
| 不法滞在の期間 | 罰金額 |
| 2週間以上 ~ 1か月未満 | 50USD |
| 1か月以上 ~ 3か月未満 | 200USD |
| 3か月以上 ~ 1年未満 | 400USD |
❺ 日本入国・帰国時の手順
日本への入国・帰国に際して必要となる書類と手続き手順を纏めました。
弊社では一部の手続きをサポートしています。





