2025.07.01
【2025年最新!】オランダ|渡航情報・旅行の準備ガイド(必要な渡航書類、ビザ申請、航空券手配、入国・検疫等の手順)
オランダへの渡航に必要な手続きの手順
【2025年最新版】オランダ渡航に関するガイド・まとめページです!
渡航前に確認することや必要書類、ビザの取得、航空券やホテルの手配、到着後の入国手順まで、ご旅行・ご出張どちらにも対応した最新情報や注意点等をどこよりも詳しくまとめています。
航空券・ホテル手配や渡航に関することで「面倒だな」と感じたら、当社サービスをお気軽にご利用ください。
日本国籍の方のオランダ渡航について
日本国籍の方は90日以内の観光・短期商用等での滞在は原則無査証(ノービザ)での滞在が可能(下記注参照)となります。
オランダ経由でシェンゲン協定域内の他国に入国する場合は、当該目的国の制限を受ける場合があります。
当該目的国の渡航情報や制限等を必ずご確認の上で渡航書類等をご準備ください。
オランダの入国制限(新型コロナウイルス関連)
オランダ政府は2022年9月17日の時点で、EU/シェンゲン協定県外の国からの旅行者を含めて、新型コロナウイルスに関する入国制限措置等が撤廃されたと発表しました。これにより、オランダ入国に際して下記特別な規則や条件は廃止されました。
オランダ政府ホームページ(Government of Netherlands)|Travelling to the Netherlands from abroad
オランダにおける日本国籍の方の無査証滞在
日本国籍の方は、オランダが加盟しているシェンゲン協定領域内におけるビザを必要としない短期滞在については、「あらゆる180日の期間内で最大90日間を超えない」範囲でのみ認めると規定されています。
(180日の期間内でビザ無しで滞在できる期間は最大90日となります)
オランダ王国のカリブ海地域への渡航についても、あらゆる180日間の期間内で90日以内の滞在はビザ不要とされています。
最新情報等につきましては、オランダ政府公式ウェブサイト等にてご確認下さい。
オランダ王国のカリブ海地域への渡航
アルバ島、キュラソー島などのヨーロッパ外にあるオランダ王国の構成地域は、あらゆる180日間の期間内で90日以内の滞在はビザ不要としています。ただし、ビザ無しでの滞在やビザ発給等の適用規則は、オランダ本土で適用される規則と異なる場合があります。
詳しくは オランダ政府公式ウェブサイト 等にてご確認ください。
18歳未満の渡航者の入国
オランダ王立軍警察によると、子の奪取や誘拐など防ぐため、出入国審査においてその子の渡航に関する親権者の同意確認を実施しており、特に一方の親だけが子供を連れて渡航(オランダから出国)する場合に、もう片方の親の同意確認が求める場合があるとしています。
オランダへ18歳未満の方が 片方の親 または 単独で渡航 する場合、渡航しない親・保護者からの渡航同意書、親の旅券コピー、戸籍謄本(英訳) の提示が求められる場合があるため、持参が望ましいとされていますので下記等ご参照の上でご用意下さい。
※ 同意書の提示はランダムに求められており、提示を求められない場合もあります。
在オランダ日本国大使館|片方の親権者が未成年の子(18才未満)を連れて出国する際の留意点
❶ 渡航書類の準備(ビザ)
オランダ入国に際しては、有効な渡航書類(必要な場合はビザ)をご用意ください。
オランダ政府公式ウェブサイト(Government of the Netherlands)|Travelling to the Netherlands
オランダを含むシェンゲン協定加盟国への渡航
2024年4月1日現在、欧州連合(EU)加盟国(アイルランド 及び キプロスを除く)と 欧州自由貿易連合(EFTA)加盟国を含む29か国はシェンゲン協定に加盟しており、加盟国域内の国境管理を廃止し、域外国境では出入国管理に共通のルールを導入しています。
シェンゲン協定加盟国は、観光や出張等を目的とした あらゆる180日間の期間内で90日を超えない 短期滞在用の 域内共通のビザ(シェンゲンビザ)を発行していますが、日本国籍(日本国発行の旅券所持者)は ビザ免除措置が適用 されており、シェンゲン協定加盟国域内であれば、原則として出入国検査を受けること無く自由に国を行き来することができます。
欧州委員会(European Commission)|Schengen, borders and visa
シェンゲン協定加盟国への滞在可能日数
2013年10月18日より、シェンゲン国境規則が改定され あらゆる180日間の期間内で最大90日間 に変更されました。
入国を予定している日から180日遡り、その期間内の滞在日数が90日を超えていないかをご確認下さい。
なお、日本国籍の方がシェンゲン協定加盟国域内に、あらゆる180日の期間内で90日以上の滞在をする場合は、滞在目的国のシェンゲンビザ(長期滞在:タイプD)の取得が必要となります。
※「あらゆる180日間内で最大90日間」とは、任意の基準日から過去180日間に「累積で90日を超えて滞在することはできない」という意味です。シェンゲン協定圏内入域日と出域日もそれぞれ1日の滞在とカウントされます。
欧州委員会(European Commission)|Visa Policy
滞在可能日数計算機(Short-stay Calculator)
シェンゲン協定加盟国での滞在可能日数の計算は、下記の Short-stay Caliculator(英文)を用いて計算が可能です。
(下記は欧州委員会ウェブサイト内のものです)
下記計算機は滞在可能日数の目安を計算するものです。
表示された日数の滞在を法的に保証するものではありませんのでご注意下さい。
(二国間取極による追加滞在日数や、シェンゲン圏外のEU加盟国での滞在は考慮されません)
シェンゲンビザ申請について
オランダを含むシェンゲン協定加盟国に渡航する際に、ビザ免除での渡航が認められていない国から入国する場合は シェンゲンビザ(Schengen Visa)を申請・取得する必要があります。
オランダ公式ウェブサイト(Government of the Netherlands)|Visa for the Netherlands
❷ オランダ行き航空券の手配
各種情勢により航空会社の運行計画・路線運行に影響が出る恐れがございます。
また各航空会社ともに時刻表掲載のスケジュール 及び 機種・機材については、予告無しに変更されることがございます。
下記バナー(各航空会社の運行状況)より、日本-オランダ間のフライト運行状況についてご案内しております。
❹ オランダ入国手続 及び 滞在について
空港到着後、案内に従い入国審査場にお進みください。
入国審査【Immigration】
到着後は各ターミナルの入国審査場にお進みください。
EU EEA CH Passports(EU加盟国・EEA(欧州経済領域)構成国 及び スイスのパスポート所持者)と All Passports(その他全ての国・地域のパスポート所持者)の列に分かれますので、日本国籍の方は All Passports の列にお進み下さい。
アムステルダム・スキポール空港到着後
国籍や入国方法によって審査カウンターが異なりますので、詳細は審査場内の案内表示等にてご確認ください。
schiphole|Welcome to Amsterdam Airport
シェンゲン協定加盟国で乗り継いでオランダに入国する場合は経由地の空港で入国審査を実施します。
(協定加盟国内では、最初の到着地で入国審査→最後の出発地で出国審査となります)
自動化ゲート(eGate)
スキポール空港には 自動化ゲート(eGate)が複数設置されており、対象国籍の方は入国時・出国時に利用可能です。
日本国籍の方は出国時のみ利用可能となっており、14歳以上のICパスポート所持者で、eGateの使用が許可されている国へ渡航する場合に利用することができます。
オランダ王立保安隊(Royal Netherlands Marechausse)|Self-Service passport control (eGates)
eGateが利用できない場合は通常の有人カウンターにお進みください
また非混雑時など空いている時間帯は、eGatesが一時的に利用できない場合があります
シェンゲン協定加盟国経由でオランダに入国する場合
シェンゲン協定加盟国内では、最初の到着地で入国審査があり、最後の出国地で出国審査が行われます。
このため経由国では入国スタンプを押されることは原則的にありません。
最初に到着するシェンゲン協定加盟国で押されるはずの入国スタンプが押されずに、現地で密入国を疑われるなどのトラブルが発生していますので、シェンゲン領域内に入国の際は、入国スタンプが押印されていることを必ず確認してください。
税関申告【Customs】
手荷物受取所で荷物引取後に税関申告を行います。
持ち込み荷物が免税範囲を超えず、輸入規制・禁止・制限されている物品を持ち込まない場合は、グリーンライン(Nothing to Declare)にお進み下さい。
オランダ入国に際しての税関・動植物検疫の注意事項
オランダへの持ち込みが禁止・規制されている品物
以下に記載するものはオランダへの持ち込みが禁止 及び 規制されております。
禁止・規制品の詳細は関税庁ウェブサイト等にてご確認下さい
オランダ関税庁(Customs Administration of the Netherlands)|Restricted or prohibited to import / export
オランダへの現金・有価証券等の持ち込みについて
10,000ユーロ以上 または これに相当する外貨 を持ち込む場合には申告が必要です。
限度額を超える金額を申告せずに入国しようとして発覚し、現金を没収されるケースもありますので十分ご注意下さい。
オランダ関税庁(Customs Administration of the Netherlands)|How much money can I take into the Netherlands?
オランダ関税庁(Customs Administration of the Netherlands)|Cash Declaration
申告するものが無い方(免税範囲内の携帯品しか持たない入国者)
オランダ入国時の携帯品が、下記に記載する 免税範囲内で申告するものがない方は 税関検査場で「税関申告なし(Nothing to Declare)」と書かれたレーン を通過 することができます。
申告するものがない方は、税関申告書等の記入・提出は不要です。
持ち込みが禁止されている物品や、より詳しい情報につきましてはオランダ関税庁ウェブサイト等にてご確認下さい。
申告するものがある方(免税範囲を超過・検疫対象となる物品等をお持ちの入国者)
免税範囲を超過する物品や持ち込み制限・検疫対象となる物品をお持ちの方は税関への申告が必要です。
税関検査場で 税関申告あり(Goods to Declare) と表示されたカウンターへお進み下さい。
持ち込み規制品の持ち込みについては関連当局の許可等が必要です。
詳しくはオランダ関税庁等にお問い合わせ下さい。
オランダ関税庁(Customs Administration of the Netherlands)|I am bringing in more than allowed
❺ 日本入国・帰国時の手順
日本への入国・帰国に際して必要となる書類と手続き手順を纏めました。弊社では一部の手続きをサポートしています。