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2019.09.12

ネパールにおけるデング熱の発生状況について

●ポイント
ネパール政府は,9月10日時点のデング熱患者の詳細を発表。
カトマンズ市内での患者数は1,000名を超え、ネパール全土での総患者数は5,000名を超える。

在ネパール大使館の注意喚起(安全情報19-25)
                              9月12日

ネパール在留邦人の皆様及び旅行者の皆様へ
                        在ネパール日本国大使館

1 9月10日,ネパール政府は,国内でのデング熱の患者発生状況を発表しました。

2 8月18日から9月10日までのデング熱の患者数について,カトマンズ市で1,170名,チトワン郡で1,128名,カスキ郡で791名,マクワンプール郡で728名と発表されており,ネパール全土での総患者数は5,095名となっております。

3 カトマンズ市内においてもデング熱の患者数が急増しており,今後も更に患者数が増加する恐れがあります。

4 在留邦人の皆様におかれましては,報道等から最新の情報を入手して頂くとともに,以下により一層の安全確保に努められるようお勧めします。

5 デング熱について

(1)感染源

 デング熱はデングウイルス(フラビウイルス属で1~4型まである)を持つヤブ蚊(ネッタイシマカ,ヒトスジシマカ等)に刺されることで感染します。感染は必ず蚊が媒介し,人から人への直接感染はありません。ヤブ蚊の活動時間は,夜明け少し前から日暮れまでの間(特に朝と夕暮れどき)です。ただし室内にいる蚊は,夜間でも刺すことがあるので注意する必要があります。

(2)症状・治療法

 デング熱は,典型的にはウイルスを保有する蚊に刺されてから4~7日後に症状が出現します。発熱,頭痛,筋肉痛,骨関節痛,目の奥の痛みなどの症状が見られ,50%に発赤や盛り上がった皮疹,もしくは紫斑や点状出血を伴う皮疹が認められます。また,血液検査では,白血球や血小板が低下します。通常発病後2~7日後に解熱し,解熱とともにかゆみを伴った皮疹が出現する場合もあります。デング熱患者の一部はまれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症し,早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがあります。重症化する感染者は,通常過去にデング熱ウイルス株の1つに感染し,その後別の株に感染した方といわれています。以前デング熱にかかったことのある方は特に注意が必要です。しかし,感染しても症状が出ない場合もあるので,発症後は注意深い観察が必要です。

デング熱には特効薬がなく,対処療法が中心となります。そのため,蚊に刺されないよう予防措置をとることが極めて重要です。

万が一デング熱が疑われる症状が出現した際には,早期に医療機関を受診し,適切な診断,治療を受けることをお勧めいたします。

また,デング熱感染が疑われる場合,血小板が低下するので,鎮痛解熱剤はアセトアミノフェンを使用し,通常使用されることの多いNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)の使用は避けてください。

(3)予防方法

 デング熱には予防接種も予防薬もなく,蚊に刺されないようにすることが唯一の予防方法です。デング熱を媒介するネッタイシマカ,ヒトスジシマカは,古タイヤの溝などのわずかな水たまりで繁殖するため,都市部でも多くの患者が発生する可能性があるため,次の点に十分注意の上,感染予防に努めてください。

●外出する際には長袖シャツ・長ズボンなどの着用により肌の露出を少なくし,肌の露出した部分には昆虫忌避剤(虫除けスプレーなどにディートが含まれる場合,6ヶ月未満のお子さんは使用禁止)を塗布する。
●室内においても,電気蚊取り器,蚊取り線香や殺虫剤,蚊帳(かや)等を効果的に使用する。
●規則正しい生活と十分な睡眠,栄養をとることで抵抗力をつける。
●突然の高熱や頭痛,関節痛や筋肉痛,発疹等が現れた場合には,デング熱を疑って,直ちに医療機関を受診する。
●なお,蚊の繁殖を防ぐために,雨水など水のたまる可能性のあるタイヤ,バケツ,おもちゃ,ペットの餌皿等を屋外放置しないこと。また,植木の水受け等には,水が貯まらないよう,砂を入れるなどの対策をとってください。

※ この情報は,お知り合いや旅行者等にもお知らせください。
※ 在留邦人で在留届を提出されていない方がおられましたら,大使館へ在留届を提出するようおすすめ願います。
※ 近く帰国・離任を予定されている方,または既に帰国されている方は速やかに大使館までご連絡下さい。
※ このメールの配信を希望されない方は,大使館までご連絡下さい。

大使館代表電話 4426680
※ 閉館時(休館日や夜間など)には、上記電話から緊急電話対応者に転送されます。

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