海外

2018.09.19

マダガスカルにおけるペストの発生について

●報道によれば,9月18日現在,8件のペストの症例が確認されています。
●今後も引き続き新聞,ニュース,インターネット等からの情報収集に努めて頂き,引き続き自らの身体の安全の確保に留意してください。

マダガスカルでは毎年,雨季(11月~3月)になるとペストが流行します。

まだ雨期に入っていませんが,報道によれば,保健省は,8月1日より9月18日までの間に, Fandriana,Ambositra,Ambatofinandrahana,Morondava,Ankazobe,Ambalavaoにおいて,8件の症例が確認されたとしており,その内2人が死亡(肺ペスト:1人(Ambalavao)、腺ペスト:1人(Ankazobe))したとのことです。

現段階では,ンタナナリボ市内においてペストが蔓延している状況ではありませんが,今後どのように推移するか予断を許さないところ,この機会に皆様にペストの症状や予防策などにつきお知らせするとともに,予防に努めていただくよう改めてお願いいたします。

 ペストはペスト菌による感染症です。菌を保有するネズミなどからノミを介して感染します。また,感染したヒトや動物の排泄物から傷口や粘膜を介して感染することや,肺ペストについては飛沫によってヒトからヒトへと感染することもあります。

症状や感染経路で,腺ペストと肺ペストに分けられますが,患者の80~90%は腺ペストです。

腺ペストは,潜伏期間が2~7日で,症状としては,ノミにさされたところに近いリンパ節が腫れるほか,発熱や頭痛,悪寒などが現れます。

肺ペストは,潜伏期間は通例2~3日で,発症後12~24時間で死亡すると言われています。症状は,強烈な頭痛,嘔吐,39~41℃の発熱,急激な呼吸困難や鮮やかな赤い色の泡立った血が混じった痰を伴う重い肺炎です。

予防のために、ネズミが生息している場所に立ち入らない,ペストが流行している地域には立ち入らないようにしましょう。肺ペストの予防につきましては,外出時のマスク着用,帰宅時の手洗い,うがいの励行,人混みを避ける,重い肺炎の症状を示している人には近づかないことが重要です。

他には,ペスト菌を保有するノミやネズミの駆除,腺ペストの患者の体液に触れないこと,患者やネズミなどに直接接触した人への抗生物質の投与も予防に有効です。

今後も引き続き新聞,ニュース,インターネット等からの情報収集に努めて頂き,引き続き自らの身体の安全の確保に留意してください。

参考
◎ペスト情報HP:厚生労働省検疫所FORTH 感染症についての情報 ペスト
https://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name37.html

 

【問い合わせ先】
在マダガスカル日本国大使館領事班
代表電話:+261(0)20-22-493-57
緊急電話:+261(0)32-07-072-11(※開館時間外に緊急でお困りの方)
大使館ホームページ:http://www.mg.emb-japan.go.jp/jp/index.html
大使館ツイッターアカウント:https://twitter.com/JapanEmb_Madaga

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