海外

2022.06.24

ブルガリア│国内における初のサル痘症例(2件)の確認

【ポイント】
●ブルガリア国内において、サル痘感染者2名が初めて確認されました。

【本文】
○6月23日、ブルガリア保健省は、国内で初めてサル痘の感染者(2名)が確認された旨、次のとおり発表しました。

1 ブルガリア国内で初となるサル痘の感染症例2件が確認された。
2 同感染者2名は41歳と44歳の男性で、いずれも首都ソフィアで入院しており容体は安定している。
3 両名はいずれも過去2週間以内にそれぞれスペイン、英国に滞在歴がある。

○サル痘について
(1)概要
サル痘はリスなどのげっ歯類が自然宿主として考えられ、天然痘同様の症状を伴う急性発疹性疾患です。従来、アフリカに発生する風土病であり、2022年1月以降、カメルーン、中央アフリカ、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、ガーナ、ナイジェリアにおいて症例が報告されています。また、2022年5月以降、従前のサル痘流行国への海外渡航歴のないサル痘患者が欧州、米国、中南米等で報告されています。
(2)症状
潜伏期間は5~21日(通常は6~13日)、致死率は数%~10%と報告されています。初期症状は、発熱、悪寒、背中の痛み、筋肉痛、リンパ節の腫れ等であり、発熱後1~3日で特徴的な発疹が顔や四肢に現れ、口の中や性器、目にも発疹が現れることがあります。臨床的には天然痘と区別が困難です。
(3)予防法
サル痘の流行地では以下のような感染予防対策を心がけ、感染が疑われる場合には、直ちに医師の診察を受けてください。
●症状のある人の飛沫・体液等との接触を避ける。
●石けんと水、またはアルコールベースの消毒剤を使用した手指衛生を行う。有症状者が使用した服、寝具、タオル、食器等に触れる際は特に手指衛生に気をつける。
●サル痘を保有する可能性のあるげっ歯類等のほ乳類(死体を含む。)との接触を避け、野生の狩猟肉(ブッシュミート)を食べたり扱ったりすることを控える。
●イベント等、大勢の集まりに参加する場合は、人と適度な距離を取ること。
(4)治療
  対症療法

【参考】
●厚生労働省ホームページ(サル痘について)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/monkeypox_00001.html
●外務省ホームページ(サル痘の発生状況(サル痘を風土病としない複数国での発生)(その6))
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2022C054.html
●WHOホームページ(Disease Outbreak New)
https://www.who.int/emergencies/disease-outbreak-news

在ブルガリア日本国大使館領事警備班
電話:(国番号359)2-971-2708(代)(24h)
e-mail: consul.jpn-emb@sf.mofa.go.jp
HP: http://www.bg.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
Twitter(日本語): https://twitter.com/EmbassyBulgaria
Twitter(ブルガリア語): https://twitter.com/EmbassyOfJapan
Facebook(日本語): https://www.facebook.com/japanemb.bulgaria.anzen
Instagram: https://www.instagram.com/jpembassyinbulgaria/
2022年当館休館日→ https://www.bg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/kyukanbi.html
 

海外渡航・出入国トップ

企業様、旅行会社様

お取り引き全般の商談をご希望の企業様、旅行会社様

見積依頼方法から手配、お支払いまでの全般の流れ、取扱商品、
サービス全般のご説明や契約等について、営業担当が承ります。

お問い合わせフォーム

お見積り、お問い合わせは専門スタッフが承ります。
お問い合わせの前にご確認ください。よくあるご質問

お知らせ

『CuiCui』(キュイキュイ)

弊社が運営する海外ツアーブランド
『CuiCui』は フランス語で はいチーズ! の意味。

皆を笑顔に変える魔法の言葉です。
家族、友達、恋人と…旅先で一緒に
一生残る大切な楽しい思い出を作りませんか。

メールマガジン登録

渡航に役立つメールマガジン登録は下記のフォームよりご連絡ください。