海外

2021.12.21

コンゴ(共)の危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

危険レベル・ポイント


【危険度】
●プール県南部、ブエンザ県東部及び中央アフリカ共和国との国境地帯
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●上記以外の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●危険情報レベル3発出地域では、反政府勢力や犯罪集団等が活動するなど、治安状況が不安定です。これらの地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。
●危険情報レベル1発出地域では、外国人を狙った強盗や窃盗等の一般犯罪、デモ等が発生しています。滞在中は十分注意してください。


詳細

1 概況
(1)首都ブラザビル南部及び同市に隣接するプール県では、2016年3月の大統領選挙以降1年半余りにわたって政府側と反政府勢力との間で衝突が続いていましたが、2017年12月の「停戦」・「敵対行為の中止」にかかる合意文書への署名後は、治安状況は改善傾向にあります。ただし、プール県南部は、輸送車両に対する襲撃や身代金目的の誘拐等が散発的に発生するなど、依然として不安定な状態です。
(2)二大主要都市であるブラザビルとポワント・ノワールでは、窃盗、強盗、暴行等の一般犯罪がしばしば発生しています。特に夜間の犯罪が増加傾向にあります。また、両都市を結ぶ幹線道路は、治安が悪化しているプール県南部及びブエンザ県東部を経由しており、車両襲撃を含む犯罪が散見されます。
(3)中央アフリカ共和国(以下、「中央アフリカ」。)との国境地帯では、中央アフリカからの難民や犯罪集団等の流入・侵入により治安が悪化するおそれがあります。
(4)これまでに、コンゴ共和国(以下、「コンゴ(共)」。)において日本人・日本権益を直接標的としたテロの発生は確認されていませんが、テロは日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
近年では、単独犯によるテロや一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど、テロの発生を予測し未然に防ぐことが益々困難となっています。
このようにテロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロの被害に遭わないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2 地域情勢
(1)プール県南部、ブエンザ県東部及び中央アフリカとの国境地帯(リクアラ県北部及びサンガ県北東部)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)

ア 過去にプール県を拠点として活動していた反政府勢力「レジスタンス国民会議」(CNR、通称「ニンジャ」)は、2007年、武装解除の上、合法政党へと転換し、政府と反政府勢力との間の和平の進展に伴い、その活動はほぼ停止状態となっていました。しかし、2016年3月に実施された大統領選挙の暫定結果が発表されると、同年4月4日未明、ブラザビル南部において、選挙結果に不満を有しているニンジャ残党とみられる武装集団と治安当局との間で死傷者を伴う銃撃戦が発生しました。その後、ニンジャと治安当局との衝突はブラザビルからニンジャ本拠地のプール県に移り、同年9月以降、ニンジャはプール県南部及びブエンザ県東部において、死傷者を伴う窃盗や強盗目的の襲撃が散見されています。
2017年12月23日、プール県キンカラでコンゴ(共)政府とニンジャ指導者のントゥミ牧師との間で「停戦」・「敵対行為の中止」にかかる合意文書が署名されて以降は、大規模な衝突や騒擾事案は発生していませんが、一部地域において反政府勢力に対する治安作戦が散発的に実施されているほか、治安悪化に乗じた犯罪集団が身代金目的の誘拐等を含む犯罪を行っています。特にブラザビル-キンカラ-ミンドゥリ(プール県南部)間やミンドゥリ-マヤマ(プール県中部)間を結ぶ道路沿いでは、輸送車両に対する襲撃が頻発するなど、治安状況は不安定です。

イ 2012年12月、コンゴ(共)北部と国境を接する中央アフリカで、複数のイスラム系反政府勢力の連合体である「セレカ」が武装蜂起し、2013年3月に同国の首都バンギを制圧して以降、「セレカ」とキリスト教系武装勢力「アンチバラカ」との衝突が中央アフリカ各地で発生し、情勢が不安定化したことを受け、中央アフリカ難民がコンゴ(共)に流入しました。その後、中央アフリカでは、2016年3月に民主的なプロセスを経てトゥアデラ政権が発足し、トゥアデラ大統領が国家復興及び2019年の和平合意を遵守するよう武装勢力に呼びかける努力を続けていますが、依然として地方部では武装勢力との衝突が続いています。その影響で、サンガ県及びリグアラ県では、隣国の中央アフリカ情勢によって年間数千人の避難民の発生が指摘されています。治安悪化によって、コンゴ(共)との国境付近では犯罪集団や民兵集団が活動しており、また、国境付近の警備も不十分で容易に越境できることから、こうした集団がコンゴ(共)に侵入し、国境周辺の治安が悪化するおそれがあります。

つきましては、これらの地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。

(2)その他の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)

ア ブラザビルは他の地域に比べ、政府軍や警察の取り締まりが厳しく、治安は安定していますが、2018年9月には、同市北部の国道でトラック1台が銃撃され中国人2人が殺害される事件や同市中心地において中国人が被害者となる拳銃使用の強盗事件が発生しています。また、同年12月、隣国コンゴ民主共和国(以下、「コンゴ(民)」。)の政情不安を受けて、同国から4,000人余りの難民が流入しており、今後の同国の情勢によっては更なる難民流入などの混乱が発生する可能性があります。2021年には、ポワント・ノワール間の国道で反政府勢力の元兵士が通行中のトラックに銃を突きつけ金品を強奪する事件も発生しています。市内中心部は比較的安全といえますが、例年、12月の休暇シーズンなどは、外国人を狙った強盗被害も発生しています。
当地コロナウイルス感染症対策によって、夜間外出制限も発出されることから、当地政府発表をよく確認してください。(2021年11月20日現在、ブラザビル、ポワント・ノワールでは、平日20時から翌朝5時、土日祝日20時から翌朝5時まで外出禁止となっています。)
イ ポワント・ノワール及び隣接するクイール県では、石油生産基地で外国人が多数働いていることから、他の地域に比べて社会基盤も比較的整備されています。同地域の治安は比較的安定していますが、外国人に対するひったくり事件等も報告されています。近年では、特に若者で構成する「べべ・ノワール」と呼ばれるギャング集団同士の衝突により、市内の治安が一時的に悪化した時期もあります。
ウ リグアラ県東部のウバンギ川周辺(コンゴ(民)との国境付近)では、コンゴ(民)の赤道州の部族抗争に端を発した治安悪化を受け、2009年から多数の難民がコンゴ(共)に流入しています。国連が難民の本国送還を支援しているものの、2018年5月の赤道州におけるエボラウイルス病(エボラ出血熱)流行の際にコンゴ(共)政府がリクアラ県の河岸都市であるベトゥ、インプフォンドを閉鎖して以降、送還は進展していません。
エ キュベット県及びサンガ県はエボラウイルス病(エボラ出血熱)の発生地域です。2010年にサンガ県において5人の急性出血熱が発生し、うち3人の死亡が報告されています。エボラウイルス病(エボラ出血熱)のヒトへの感染源として特定されたチンパンジー、ゴリラ等の野生サル類及び小型レイヨウ、コウモリなどの野生動物は、熱帯雨林の奥地に生息するため通常の旅行者が接触・感染する機会はありませんが、現地住民が捕獲して路上等で販売している野生動物の肉(BUSH MEAT)に混在している可能性がありますので、これらの肉に触れることは絶対に避けてください。

つきましては、これらの地域への渡航・滞在に当たっては、危険を避けるため特別な注意が必要です。現地の最新情報の入手に努め、常に周囲に警戒を払って行動するなど、不測の事態に遭遇することのないよう十分注意してください。

3 滞在に当たっての注意
コンゴ(共)への渡航・滞在に当たっての一般犯罪等の注意事項については、外務省海外安全ホームページ内の「安全対策基礎データ」(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_102.html )も併せて参照してください。
滞在中は、下記の事項に十分注意して行動し、危険を避けるようにするとともに、在コンゴ(民)日本国大使館(コンゴ(共)に日本の大使館はなく、在コンゴ(民)日本国大使館が兼轄しています。)に滞在先や連絡先を通報するなど連絡を密にし、さらに、日本国外務省、現地関係機関、報道等から最新情報を入手するよう努めてください。
なお、コンゴ(共)は国際電話の回線事情が悪いため、事件・事故等が発生した場合に迅速に連絡し、関係者に対応を求めることが困難となる場合があります。万一、事件・事故に巻き込まれた場合には、あらゆる手段を利用し、在コンゴ(民)日本国大使館に連絡を試みてください。

(1)在留届、「たびレジ」
海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
コンゴ(共)に3か月以上滞在する方は、在コンゴ(民)日本国大使館(コンゴ(共)を兼轄)が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet
3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新安全情報や、緊急時の大使館または総領事館からの連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

(2)一般的な注意事項
ア 日本人渡航者が少ないこともあり、日本人が被害者となる事件は報告されていません。しかし、事件に巻き込まれることは十分考えられますので、外出の際には身の周りの安全に十分気をつけてください。
イ 多額の現金や大きなカバン、目立つ装飾品を身に着ける等、華美な服装での外出は控えてください。
ウ 自動車に乗車中は、ドアを必ずロックし、窓は開けないようにしてください。
エ ブラザビルは比較的平穏ですが、夜間の外出は、徒歩はもちろんタクシーを利用する場合であっても危険を伴いますので、控えてください。
オ 昼間も地元市場等の不特定多数が集まる場所への立ち寄りは十分注意してください。
カ 陸路でのコンゴ(共)への入国は、事件・事故に巻き込まれた際の緊急連絡のための通信手段の確保が難しく、迅速な対応が極めて困難ですので、できる限り避けてください。
キ 治安当局による検問には素直に応じるとともに、身分を証明するものを常時携行してください。
ク 各種感染症の発生・流行が懸念されます。渡航に当たっては各種予防接種を受けるほか、生活環境全般における衛生管理を徹底してください。特に上下水道が整備されていない地域に渡航される場合には、十分な疾病・衛生対策をとることをお勧めします。新型コロナウイルスについては、当地状況によっては流行が懸念されますので、夜間外出制限など政府による感染対策の遵守徹底をお願いします。
ケ コンゴ(共)では、マラリア、コレラ、ポリオなどの感染症や疾患への注意も必要です。詳しくは上述の安全対策基礎データを参照してください。
コ 不測の事態に備え、食料、飲料水、医薬品を備蓄しておくとともに、パスポート、貴重品、衣類等をいつでも持ち出せるように準備しておいてください。また、自家用車はガソリンを満タンに保ち、常に良好な状態にしておいてください。

4 隣国のガボン、カメルーン、中央アフリカ、アンゴラ及びコンゴ(民)に対しても、それぞれ危険情報が発出されていますので、併せて留意してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞ヶ関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)9850
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○海外安全ホームページ:
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在コンゴ民主共和国日本国大使館(コンゴ共和国を兼轄)
住所:372, Avenue Colonel Mondjiba, Concession Immotex, Ngaliema, Kinshasa, Republique Democratique du CONGO
大使館代表電話: (国番号243)-81-555-4731~4
大使館緊急用電話:(国番号243)-81-880-5059
ホームページ:http://www.rdc.emb-japan.go.jp/
 

 

海外渡航・出入国トップ

企業・官公庁・学校・旅行会社 向け

お取り引き全般の商談

見積依頼方法から手配、お支払いまでの全般の流れ、取扱商品、
サービス全般のご説明や契約等について、営業担当が承ります。

お問い合わせフォーム

お見積り、お問い合わせは専門スタッフが承ります。
お問い合わせの前にご確認ください。よくあるご質問

お知らせ

『CuiCui』(キュイキュイ)

弊社が運営する海外ツアーブランド
『CuiCui』は フランス語で はいチーズ! の意味。

皆を笑顔に変える魔法の言葉です。
家族、友達、恋人と…旅先で一緒に
一生残る大切な楽しい思い出を作りませんか。

メールマガジン登録

渡航に役立つメールマガジン登録は下記のフォームよりご連絡ください。