2022.07.01
日本|入国・帰国時の待機宿泊/ワクチン接種者向け待機期間短縮について
日本|入国・帰国時の待機宿泊 / ワクチン接種者向け待機期間短縮措置
日本政府は、変異ウイルスの感染拡大を受け、新規感染者の減少傾向を継続させ、再拡大(リバウンド)を防止すべく、日本に入国される方に対する入国制限と検疫体制の一層の強化を発表しております。
下記は、厚生労働省ホームページの発表内容を簡潔にまとめたものです。
新型コロナウイルス感染拡大後の対応は流動的なため予告無く変更となる場合があります。最新の情報は厚生労働省ホームページでご確認ください。
◎ 日本入国時の待機(隔離)宿泊等について
以下厚生労働省ホームページの情報をもとに作成しています。
新型コロナウイルス関連対応は流動的なため予告なく変更となる場合があります。最新の情報や詳細は必ず各自でご確認ください。
2022年6月1日以降の入国後の待機期間について、入国前の滞在国・地域 及び 有効なワクチン接種証明書の有無 により、以下の通り変更されました。
厚生労働省ホームページ|入国後の自宅等待機期間の変更等について
下記に規定されている ワクチン3回接種済みの有効な接種証明書 を所持している場合は、日本入国前の出発国・地域の区分に応じて、それぞれ待期期間等が緩和されます。
- 「青」に区分されている国・地域からの入国者は、ワクチン接種証明書の有無に関わらず、入国後の待機期間はございません
- 有効なワクチン接種証明書は入国時の検疫で提示する必要があります
- 接種年齢要件で追加接種(3回目接種)を受けられない子供については、原則として待機期間の短縮は認められません
ただし、有効な接種証明書を所持する保護者が同伴し、当該子供の行動管理を行っている場合に、特例的に当該保護者と同様の待機期間の短縮が認められます - 検疫所 または 保健所等から自宅等待機の継続等について別途指示があった場合には、その指示に従う必要があります
なお、下記いずれの場合も陽性者・濃厚接触者となった場合は、自宅等での待機期間の短縮の対象とはなりません
区分 (国・地域) |
ワクチン 接種証明書 |
入国時検査 | 入国後の 待機期間 |
赤 Red |
なし | あり | 3日間検疫施設待機 +3日目に施設検査で陰性 |
あり(3回接種) | 3日間自宅待機 +3日目以降に自主検査で陰性 (自主検査を実施しない場合は7日間待機) |
||
黄 Yellow |
なし | ||
あり(3回接種) | なし | 待機なし | |
青 Blue |
なし | ||
あり(3回接種) |
有効なワクチン接種証明書
ワクチン接種証明書は、以下条件を満たすものに限り有効 です。
厚生労働省ホームページ|水際対策強化に係る新たな措置(28)の適用に当たって有効と認められる新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種証明書について
なお、有効なワクチン接種証明書については 3回以上接種 していることが前提となります。
(3回目以降接種分は、ワクチンの種類が限定されますのでご注意下さい)
国・地域別の宿泊施設での待機(隔離)要否 及び 日数等について
入国前の滞在歴 及び 有効なワクチン接種証明書を所持しているか否かによって、入国時検査の要否・入国後の待機期間・待機場所が以下の通り異なります。
- 滞在国が複数ある場合は、厳しい検疫措置(施設待機>自宅等で待機>待機無しの順)が適用されます
(滞在国が複数あり、一方が「施設待機」でもう一方が「待機無し」の場合は、「施設待機」が適用されます) - 日本の各空港では入国者の増加により、到着した時間帯によって到着空港によっては検疫等の手続きに時間を要しています
特に成田国際空港では、夕方に到着するフライトが集中しており、さらに週末など搭乗者数が多い日は通常以上に時間が掛かることから、検疫手続が公共交通機関の運航時間内に終了しないこともあります
そのため自宅等に移動するための公共交通機関(国内線乗り継ぎ等)の予約は、フライト到着時刻の 5時間後以降 を目安に行っていただくことや、夕方以降に到着する方については空港近隣で一泊するなど、余裕を持った計画を強く推奨致します
滞在していた国・地域の区分(2022年5月26日現在)
赤区分からの入国(ワクチン接種証明書がない方)
空港での検査 及び 検疫所が確保する施設での待機 が必要です
日本到着後の検査について
到着時空港における新型コロナウイルス検査が実施されます。
検査結果が出るまで、長時間空港でお待ち頂くこともございます。
検疫所が確保する宿泊施設での待機について
入国後に専用バスにて検疫所が確保する宿泊施設まで移動し、3日間の待機実施となります。
(宿泊施設は選ぶことはできません)
3日目に実施する検査で陰性の場合は待機期間終了となり、宿泊施設から到着空港まで送迎後は公共交通機関をご利用いただくことができ、その後の待機は不要です。なお、施設待機中の検査で陽性となった場合は、さらに施設での療養が必要となるため、検疫官の指示に従って頂きます。
赤区分からの入国(ワクチン接種証明書がある方)
黄区分からの入国(ワクチン接種証明書がない方)
空港での検査 及び 自宅等での待機 が必要です
※ 待機期間は原則7日間です。3日間に短縮するには、決められた検査機関で検査➡陰性確認➡待機終了となります
入国後は速やかに自宅・宿泊施設等の待機場所へ移動します。
なお、入国後の待機のために自宅等まで移動する際は、公共交通機関の使用が可能です。
※ ただし、入国時の検査(検体採取時)から24時間以内に移動が完了し、かつ自宅等までの最短経路での移動に限ります。
自宅等での待機期間中について
原則7日間は、自宅や宿泊施設で待機し、入国者健康確認センターがフォローアップを行います。
待機期間中は誓約書の内容に従い、他者との接触を控え、不要不急の外出は行わないようにしてください。
また、指定された待機期間中は MySOSアプリにて下記を毎日実施します。
・健康状態の報告
・居所確認(オペレーター または AIによる自動ビデオ通話)
入国後の自宅等待機期間短縮の流れ
入国後3日目以降に、自主検査を実施し陰性結果を届け出ることで 待機期間を最短で3日間(入国後4日目朝に待機解除)とすることが可能です。
なお、検査機関は入国者の待機緩和向け検査機関として認められている検査機関での受検に限ります。
詳しくは下記ホームページ等より内容をご確認ください。
※ 自主検査等の受検は自家用車等、公共交通機関以外の交通手段をご利用ください
厚生労働省ホームページ|入国者の待機緩和向け自費検査機関の検索
青区分からの入国(ワクチン接種有無は問わない)
黄区分からの入国(ワクチン接種証明書がある方)
空港での検査 及び 入国後の待機は 不要 です
※ 入国後は公共交通機関を利用して移動可能です
※ 健康報告等を行う必要はありませんが、システム制御の都合上、入国から2日目にMySOSアプリとの連携が解除されます
◎ 日本到着時の手順:水際対策、入国制限、査証制限、陰性証明書、スマートフォンアプリ、誓約書等必要な手続き
日本政府は、変異ウイルスの感染拡大を受け、新規感染者の減少傾向を継続させ、再拡大(リバウンド)を防止すべく、日本に入国されるお客さまに対する入国制限と検疫体制の一層の強化を発表しております。
日本への入国・帰国に際して必要となる書類と手続き手順を纏めました。
弊社では一部の手続きをサポートしています。