更新日:2022.07.05
日本帰国用のコロナ検査はいつ受ければいい?
出発72時間前になって直ぐの受検をおすすめします
全ての入国者(日本人を含む)は、現地出国前72時間以内に実施した新型コロナウイルスに関する検査を受け、医療機関等により発行された証明書(検査証明書)を提出する必要があります。
PCR検査を帰国直前に受検し、検査結果が陽性となり帰国が出来ず足止めとなる等のトラブルが多発しております。
出発国や地域によっては帰国便の出発空港や空港周辺に新型コロナウイルス検査施設や医療機関がありますが、出発直前に受検すると、以下のようなケースが発生し、ご帰国に支障が出る場合があるので注意が必要です。
こちらのページでは出発直前に新型コロナ検査を受検するリスクについて解説しております。
ケース1.検査結果の受領が出発までに間に合わない
6/10(金) ソウル11:05発成田行きの帰国便を手配したAさん。ソウルでの仕事が忙しく、ソウル市内で検査受検が出来ずに帰国日当日を迎えてしまった。 仁川国際空港内にある検査センターが朝7時から営業しており、抗原検査は約1時間で結果がでるということで、朝一番に抗原検査を受検。 しかし、検査センターが混雑しており、結果的にチェックイン締め切り時間までに陰性証明書の発行が間に合わなかった。
ケース2.書類に不備があっても訂正が間に合わない
6/12(日) フランクフルト19:40発成田行きで帰国予定のBさん。6/10(金)まで仕事があり、PCR検査を6/11(土)の午前で予約し受検。 出発当日の6/12(日)午後に陰性証明書を取得し、急いで空港に移動。チェックイン時に陰性証明書を提示したところ、証明書に検体採取日の記載がなかった。 受検したクリニックに連絡をし、証明書の修正を依頼したが、出発時間までに間に合わず帰国ができなくなった。
ケース3.陽性判定となり、搭乗予定のフライトのキャンセルや変更が間に合わない
6/26(日) ロンドン19:20発羽田行きの航空券をお持ちのCさん。出発前日の6/25(土)朝にPCR検査を予約し受検。 出発当日の昼に陰性証明書を受領予定だったっが、朝クリニックから電話があり、結果が陽性と判明。 このままでは帰国が出来ないので航空会社に連絡をしようとしたが、電話がつながらない。空港やシティオフィスに出向くこともできず、結局出発時間前までに変更手続きが間に合わなかった。
上記の通り、出発直前の検査受検は証明書発行が遅れたり、万が一陽性となった場合の変更・キャンセル手続きが間に合わなくなる等リスクがあります。
また、日本行きのフライトは日本への入国者数制限の影響もあり、変更希望日のフライトに空席がなく変更が出来ず、空席のあるフライトが当初の帰国日よりも先の日付となり、延泊手配の宿泊費などの現地での滞在費用負担が増えるケースが多くなっております。
お持ちの航空券の出発72時間前になって直ぐにコロナ検査を受検し、結果確認と陰性証明書の内容確認をお願いします。万が一、陽性結果となった場合は、お早めにお持ちの航空券の変更やキャンセル手続きをお願いします。
現地出国前72時間以内に実施した検査の陰性証明書の取得 Requirements for Certificate of Testing for Entering Japan