2026.09.03
エバー航空|受託手荷物規則の一部を改定(2026年9月29日搭乗分〜)

エバー航空(EVA Air)は、2026年9月29日ご搭乗分より、国際線の受託手荷物規則のうち 超過手荷物料金 および 特別手荷物料金 に関する規定を改定する と発表しました。
対象となるのは、同日以降にエバー航空・ユニー航空の運航便へご搭乗されるすべてのお客様で、発券日を問わず適用されます。
無料受託手荷物の許容量(個数・重量)そのものに変更はありませんが、許容量を超えた場合の料金は 日本発で1個あたりUSD160〜310に引き上げられ、重量超過時の加算率も従来の0.5個分から1個分へと実質2倍になります。
台湾 および 同社の乗り継ぎ路線をご利用予定の方は、出発前に手荷物の重量とサイズをあらためてご確認ください。
- 2026年9月29日ご搭乗分より適用。発券日ではなく搭乗日が基準となるため、すでに航空券をお持ちの方も対象となります
- 日本発の超過手荷物料金は1個あたりUSD160(台湾行き)〜USD310(中南米行き)。1個あたり23kg超32kg以下の重量超過は、現行の0.5個分から1個分の加算に変更されます
- 無料受託手荷物の個数・重量、マイレージ会員向けの追加許容量に変更はありません

改定内容の詳細と日本発の料金体系
日本発の超過手荷物料金は以下の通りです。
今回の改定は、超過手荷物料金の料金表そのものの引き上げに加え、重量超過・サイズ超過時の加算方法、ペットやスポーツ用品といった特別手荷物の取り扱い基準にまで及びます。
※ 日本発以外の区間の料金につきましては、エバー航空公式サイトの料金表をご参照くださいますようお願いいたします
※ 個数と重量、重量とサイズなど、2つ以上の条件にまたがって超過する場合は、それぞれの超過料金の合計金額が適用されます。
→ 例えば日本から台湾へ向かう便で、無料許容量を1個超過し、かつその1個が30kgであった場合、個数超過分USD160に重量超過分USD160が加算され、合計USD320となる計算です。
- 超過が見込まれる場合は、出発予定時刻の4時間前までにエバー航空公式サイトで事前購入いただくと10%割引が適用されるとしています。ただし1便あたりの事前購入可能個数には上限があるため、お早めのお手続きをお勧めいたします。
- 事前払いサービスは、ペットの輸送、サイズ超過・重量超過の手荷物、スポーツ用品には適用されません。これらは空港での手続きが必要となります。
- 32kg超45kg以下の分割できない荷物をお預けの場合や、10個以上の手荷物をお預けになる場合は、出発の48時間前までにエバー航空カスタマーサービスセンターへのご連絡が必要です。
- 手荷物のお預かり基準に不明な点がある場合は、エバー航空日本支社カスタマーサービスセンター(03-4212-3806)へお問い合わせください
【超過手荷物料金】個数超過の場合
重量・サイズを超過せず、個数のみが無料での受託手荷物許容量を超えた場合、超過手荷物1つ当たりの料金は以下となります。
なお、ゾーン区分も一部見直しており、ロシアが従来のゾーン2からゾーン4へ移動しています。
| 日本発の行き先 | 個数超過料金 (1個あたり) |
|---|---|
| 台湾 | USD160 |
| ゾーン1 (韓国・中国・香港・マカオ・フィリピン・タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・ベトナム・カンボジア) |
USD210 |
| ゾーン2(オセアニア、ミクロネシア、インド、ゾーン1及び台湾以外のアジア) | USD240 |
| ゾーン3(ロサンゼルス/シアトル/サンフランシスコ/バンクーバー、ハワイ、中東) | USD270 |
| ゾーン4(ゾーン3以外の北米、トルコを含むヨーロッパ、アフリカ、ロシア) | USD290 |
| ゾーン5(中南米) | USD310 |
【超過手荷物料金】重量超過・サイズ超過の加算方法の変更
今回の改定により重量超過時の加算率が変更となっています。
現行規定では「1個あたり23kg超〜32kg以下の場合は0.5個分の加算」ですが、改定後は「1個分の加算」となります。
また、これまで受託手荷物としてお預かりできなかった45kgを超える荷物、および3辺の和が292cmを超える荷物については、事前審査・承認を条件に受託できるとしています。
| 区分 | 現行規定 (2026年9月28日搭乗分まで) |
新規定 (2026年9月29日以降搭乗分から) |
|
|---|---|---|---|
| 重量超過 (1個あたり) |
23kg超〜32kg以下 | 0.5個分を加算 | 1個分を加算 |
| 32kg超〜45kg以下 | 3個分を加算 (かつ事前運送許可が必要) |
3個分を加算 (かつ事前運送許可が必要) |
|
| 45kg超 | 受託不可 (貨物のみ) |
原則受付不可 ただし事前審査・承認時のみ運送可 (10kgごとに1個分を追加加算) |
|
| サイズ超過 (3辺の和) |
158cm超〜203cm以下 | 1個分を加算 | 1個分を加算 |
| 203cm超〜292cm以下 | 2個分を加算 | 3個分を加算 | |
| 292cm超 | 受託不可 (貨物のみ) |
原則受付不可 ただし事前審査・承認時のみ運送可 (50cmごとに1個分を追加加算) |
|
【特別手荷物料金】ペットお預けの際の規定について
ペット(AVIH)の料金は、ペットと運送用コンテナを合わせた重量に応じた区分に整理されました。
現行規定では32kg以下が2個分、32kg超が4個分の2段階でしたが、改定後は23kg超〜32kg以下の区分が新設され3個分の加算となります。
※ ペットコンテナ1個につき、ペットは1匹まで
※ ケージの3辺の和が292cm、または重量(ケージ含む)が45kgを超える場合は原則としてお預けできませんが、改定後は事前審査・承認時のみお預けが可能となります
| ペット+コンテナの重量 | 改定後の料金 (個数超過料金換算) |
|---|---|
| 23kg以下 | 2個分 |
| 23kg超〜32kg以下 | 3個分 |
| 32kg超〜45kg以下 | 4個分 |
| 45kg超 | 原則受付不可 ただし事前審査・承認時のみ運送可 (10kgごとに1個分を追加) |
【特別手荷物料金】スポーツ用品お預けの際の規定について
スポーツ用品につきましては、エバー航空公式サイトに掲載されている品目に限り、3辺の和が203cm以下であればサイズ超過料金は不要となりますが、203cm超〜292cm以下の場合は個数超過料金3個分が適用されます。公式サイトに記載のない品目は、通常の手荷物と同じ規定が適用されますのでご注意ください。
| サイズ超過の場合 | 改定後の料金 (個数超過料金換算) |
|---|---|
| 3辺の和が203cm以下 | サイズ超過料金は不要 |
| 3辺の和が203cm超〜292cm以下 | 3個分 |
| 3辺の和が292cm超 | 原則受付不可 ただし事前審査・承認時のみ運送可 (50cmごとに1個分を追加) |
改定の背景:燃油費上昇と台湾各社の追加料金見直し
エバー航空は今回の改定理由について、世界経済情勢 および 地政学的な動向を受けた航空燃料価格の上昇と運航コストの増加を挙げています。なお台湾の航空各社では、付帯サービス料金の見直しが相次いでいます。
スターラックス航空は2026年9月1日から超過手荷物料金を3区分制に改め、1個あたりUSD150〜280へ変更しました。台湾の現地報道では、8月下旬時点で中華航空とエバー航空は追随しないと伝えられていましたが、その後エバー航空が9月29日からの改定を発表した形となっており、台湾路線全体で運賃以外の費用が上昇する傾向が続いています。
免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年9月3日)における公開情報および旅行会社向け配布資料に基づいています。エバー航空の手荷物規則および料金体系は、今後変更される場合があります。
- ご搭乗前に必ずエバー航空公式サイトの最新の手荷物規定および超過手荷物料金表をご確認ください。エバー航空日本支社によると、公式サイトは適用開始日までに順次更新される予定とされています。
- 料金は米ドル建てで設定されており、実際のお支払い額は決済時の為替レートや現地通貨換算により変動します。
- コードシェア便や他社運航便を含む旅程では、最重要航空会社(MSC)の規定に基づき、他社の手荷物規定・料金が適用される場合があります。
- 本記事に掲載した日本発以外の区間の料金は参考情報です。適用の可否および正確な金額は、エバー航空公式サイトまたはカスタマーサービスセンター(03-4212-3806)へ直接ご確認いただきますようお願いいたします。
- 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益、超過手荷物料金の支払いや手荷物の受託拒否等について、当サイトは一切の責任を負いません。

